県議会開会日の提案説明

平成16年9月県議会定例会知事提案説明要旨

【2.当面する県政の課題】

（13）若年者の雇用対策次

次に、若年者の雇用対策についてであります。

県内の有効求人倍率が6年ぶりに1倍を超える中で、若年層については、失業率が高水準で推移するなど、依然として厳しい状況が続いております。

こうしたことから、本年6月に県内3か所に開設した「ヤングジョブステーション」では、就職相談などの個別支援と併せてグループセミナーの実施から職業紹介までの継続的な支援を実施しており、6週間のプログラムの終了時までに約3割の方の就職が決まるなど、順調な滑り出しとなっております。

また、一定期間の企業実習と職業訓練を組み合わせて実施する、いわゆる「日本版デュアルシステム」を、製造業が集積する県西部地域を対象に導入することとし、「ヤングジョブステーション」とも連携して、一人でも多くの若者が、実践的な能力を身につけた上で、安定した就職ができるよう支援してまいります。

 

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