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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成17年2月 県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成17年2月 県議会定例会知事提案説明要旨(15)

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更新日:平成19年6月15日

県議会開会日の提案説明

平成17年2月 県議会定例会知事提案説明要旨

【4.項目別重点施策】

(4)独創性のある、元気な産業づくり
(独創性のある“元気な産業”づくり)

第4は、「独創性のある、元気な産業づくり」であります。

ア 多彩で活力ある産業形成

<静岡トライアングルリサーチクラスター形成事業>

本県は、全国第3位の製造品出荷額等を誇る全国有数の「ものづくり県」でありますが、近年は輸送用機器製造の比重が高まってきております。

このため、多彩で活力ある産業を形成していく必要があり、既存産業の技術の高度化、ベンチャー企業や第二創業による新事業の創出、国内外からの企業誘致などを積極的に進めているところであります。

そこで、産学官連携による健康産業や光技術産業などの集積を目指した大型研究プロジェクトとして東部、中部、西部で進めております3つの産業集積構想を「静岡トライアングルリサーチクラスター形成事業」と位置付けて、次世代の先端的な基盤技術を開発しているところであります。

東部地域の富士山麓先端健康産業集積構想でありますが、本年秋に開所する県立静岡がんセンター研究所を拠点に、県と協定を締結した東京工業大学、東京農工大学、早稲田大学などの医看工連携を担う大学や企業等の共同研究体制を整備し、本格的な研究活動を開始いたします。

また、創薬の研究については、県立大学において、昨年10月から医薬品候補化合物の探索を鋭意進めております。

来年度は、これまでの取組をさらに充実するとともに、医療・健康関連分野における新事業の創出を支援するため、研究者などに対する技術経営教育を実施してまいります。

西部地域における光技術関連事業では、研究成果の活用のためのワークショップを開催し、地域企業と工業技術センターなどが共同で事業化や製品化に向けた取組を一層進めてまいります。

中部地域のフーズ・サイエンスヒルズ関連事業におきましても、機能性食品素材の開発が基礎的研究から実用化、事業化研究の新たなフェーズに入ってきており、産学官共同研究の成果を生かした産業への展開を図ってまいります。

<中小企業への支援>

また、大企業を中心とした景気回復が徐々に波及している中小企業の経営改善の動きを、より確かなものとしていくため、全国でも上位にある経営革新計画の承認について、商工会議所、商工会などを通じて一層の掘り起こしを図るとともに、新分野進出や設備能力増強などの資金需要に迅速に対応できるよう、金融機関とも連携して、県制度融資や信用保証制度の活用により、意欲のある中小企業への支援を図ってまいります。

<企業誘致の推進>

企業誘致につきましては、本県の立地優位性を国内外に積極的にPRするとともに、ワンストップサービスにより、操業までの各種手続きの迅速化を図っております。

また、全国的に企業誘致における地域間競争が激しくなってきていることから、市町村と連携して助成制度の充実を図り、引き続き優良企業を数多く誘致できるよう努めてまいります。


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