県議会開会日の提案説明

平成17年6月 県議会定例会知事提案説明要旨

【1 前文】

ただいま提出いたしました議案の概要を御説明申し上げますとともに、当面する県政の課題について、所信の一端を申し述べたいと存じます。

 

私は、平成5年、知事就任以来、低迷する経済情勢や大きく変動する社会情勢の中で、「論より実践」をモットーに、「富国有徳」の魅力ある地域づくりの実現に向けて、380万県民の負託にこたえる県政運営に努めてまいりました。

 

さらに、我が国の急速な少子高齢化の進展がマイナスの経済成長をもたらし、社会の活力が失われてしまうのではないかと危惧される中で、静岡県として、それらの課題に積極的に対応していくために、これまでの、「富国有徳」の理念を発展させ、手段としての「創知協働」を加えた「富国有徳 創知協働」を新たな県政運営の基本理念に据え、新公共経営の手法を取り入れながら、郷土静岡県の発展のために、全力を挙げて取り組んでいるところであります。

 

今後とも、 常にグローバルな視点に立って将来を見据え、 県民の皆様とともに、本県の魅力を一層磨き高め、 県民満足度日本一の静岡県となりますよう、 果敢に挑戦していこうと決意いたしましたので、 改めて県議会をはじめ県民の皆様の御支援、 御協力を心からお願い申し上げる次第であります。

 

---