県議会開会日の提案説明

平成17年6月 県議会定例会知事提案説明要旨

【3 当面する県政の諸課題】

(11) 環境問題への取組

次に、環境問題への取組についてであります。

 

持続可能な社会の実現を目指して、「循環」をキーワードに、地球温暖化対策、廃棄物対策、森林整備及び環境教育・環境学習の推進など、各種施策を積極的に展開してまいります。

 

特に、地球温暖化対策につきましては、本年2月の「京都議定書」の発効などの情勢変化を踏まえ、温室効果ガスの新たな削減計画を策定するほか、「地球温暖化防止活動推進センター」の支援等を中心として、啓発や広報活動の充実を図るなど、一層の推進に努めてまいります。

 

また、持続可能な森林整備につきましては、森林は県民共有の財産であるという考えから、森林づくりに関する新たな条例を制定するなど、「22世紀に贈る森づくり」への県民参加を一層促進するほか、林業への新規就労の支援や、県産材を使った住宅への助成など、森の力の再生と林業の振興につながる施策を重点的に展開してまいります。

 

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