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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成18年2月 県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成18年2月 県議会定例会知事提案説明要旨(4)-05

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更新日:平成19年6月15日

県議会開会日の提案説明

平成18年2月 県議会定例会知事提案説明要旨

【4 項目別重点施策 <10の分野の日本一に挑戦>】

(5) 「自然環境日本一」への挑戦

第5は、「自然環境日本一」への挑戦であります。

 

ア 荒廃した森林を再生する取組

はじめに、荒廃した森林を再生する取組についてであります。

 

森林が持つ災害防止や水源かん養などの機能を回復させるために、12月県議会において議決をいただきました「森林づくり県民税」を財源として、新たに、所有者などによる手入れが困難な荒廃森林の初期整備等を行う事業に取り組んでまいります。

 

事業の推進に当たっては、新税の使途の透明性を確保するため、今議会にお諮りをしております「森の力再生基金」に積立てた上で事業に充当するほか、外部評価機関を設置し、事業の検証と評価をしていただき、その結果を公表してまいります。

 

また、森林と県民の共生に関する新たな仕組みとして「森林県民円卓会議」を設置し、幅広い御意見をいただくほか、企業の社会貢献活動を森づくりに結び付けていく取組や、森林資源の循環利用の推進を目的とした「しずおか優良木材」を使用した住宅への助成の拡大、木材流通システムの構築についての検討を進めるなど、森林の持つ多面的機能の確保と林業の振興に努めてまいります。

 

イ 地球温暖化対策の推進

次に、地球温暖化対策の推進についてであります。

 

京都議定書の発効や、温室効果ガスの県内の排出状況などを考慮し、現在新たな「地球温暖化対策地域推進計画」の策定を進めており、来年度以降、事業者の創意工夫を生かした計画的な取組の促進など、6つの重点的施策を中心に地域密着型の実効性ある温暖化対策を推進してまいります。

 

また、産業部門における温室効果ガス排出削減対策への支援を強化するため、燃料転換等を行う事業所に対する新たな助成制度を創設するほか、県自らも事業者・消費者の立場から、新たに策定する「県庁の率先行動計画」に基づき、全部局を挙げた取組を進めるなど、一層の温室効果ガス排出削減に努めてまいります。

 


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