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更新日:平成18年10月4日
平成18年9月 県議会定例会知事提案説明要旨【2 当面する県政の課題】(11)海岸の侵食対策次に、海岸の侵食対策についてであります。
遠州灘沿岸の侵食は、天竜川からの土砂供給量の減少や、海岸構造物による沿岸漂砂の遮断など、土砂移動の連続性に起因して、広域的に発生している問題であります。
この問題の対策として、局所的な侵食が著しい浜松篠原海岸では、養浜を主体に、必要最小限の構造物を組み合わせ、中田島砂丘などの雄大な景観や環境に配慮した対策を講じてまいります。
併せて、天竜川からの土砂が安定的に供給されるよう、関係する市や町と連携を図りながら、天竜川ダム再編事業の早期実施について、国に強く働き掛けてまいります。
また、静岡海岸におきましては、離岸堤などによる施設整備を進めてきた結果、安倍川からの土砂供給の回復と併せ、砂浜が復元しておりますが、清水海岸では、依然として侵食傾向にあることから、引き続き、国と連携して、養浜工事などを進めてまいります。
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