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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成19年2月 県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成19年2月 県議会定例会知事提案説明要旨 5(1)

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更新日:平成21年12月9日

県議会開会日の提案説明

平成19年2月 県議会定例会知事提案説明要旨

【5 予算編成の重点施策の概要及び県政の課題】

以下、予算編成の重点施策の概要及び県政の課題について御説明申し上げます。

 

(1)「健康長寿日本一」の実現のための取組

第1は、「健康長寿日本一」の実現のための取組であります。

 

ア 医師及び看護職員の確保

はじめに、医師及び看護職員の確保についてであります。

 

病院の医師不足につきましては、国家的視点での抜本的な対策を要望しているところでありますが、県といたしましても、地域医療確保の観点から、本県独自の対策も含め、3つの医師確保対策に取り組んでまいります。

 

1つは、県立病院の医師を10名増員して体制を強化し、診療科の維持が困難となっている公的病院へ県立病院医師を派遣できるようにいたします。

 

これについては、この2月から既に、先行的に派遣プログラムを開始しております。

 

2つ目は、産科医師の事務負担を軽減することが、産科における医師確保に効果があると期待されるため、周産期医療を行っている産科病院が、医師に代わって事務を処理する医療補助員を雇用するモデル事業に参加する場合に、助成することといたします。

 

3つ目は、医学生奨学金制度の創設や専門研修医の確保、県内の公的病院に勤務する医師の国内外への留学を補助することによる県内医療職場の魅力向上などにより、医師の県内定着を促進してまいります。

 

また、看護職員につきましても、診療報酬の改定もあり、一層厳しい不足状況にあることから、潜在看護師に対する病院派遣型再就業研修の受講枠を拡大し再就業支援を強化するとともに、看護職員の生活や就業の相談に乗る就業相談指導員を新たに配置するなど、関係機関との連携を図りながら、更なる看護職員確保に努めてまいります。

 

イ 県立病院の高度先進医療機能の充実

次に、県立病院の高度先進医療機能の充実についてであります。

 

県立総合病院では、昨年10月に開所した静岡PETイメージングセンターに加えて、平成20年6月には、最先端の高度医療を提供できる循環器病センターの開所を予定しており、3大死因である、がん、心疾患、脳血管疾患の死亡率の低減に向けた取組を進めております。

 

県立こども病院では、本年6月に、周産期センター、循環器センター及び小児集中治療センターを備えた新外科病棟の開所を予定しており、県立総合病院と連携して、本県の中核となる高度な周産期医療体制を確保するとともに、他の医療機関では受入れが困難な小児重症患者の救命率の向上を図ってまいります。

 

県立こころの医療センターでは、救急・急性期医療への対応を充実するため、病棟の個室化など必要な施設改修を進めるとともに、効果的な治療による入院期間の短縮、早期の社会復帰を図ってまいります。

 

こうした整備と並行して、病院としての更なる機能向上に向けて、県立3病院を一つの一般地方独立行政法人に移行することとし、平成20年度中にも実現すべく、必要な準備を着実に進めてまいります。

 

また、静岡がんセンターにつきましては、がん罹患患者数の増大や副作用の少ない抗がん剤の開発などの要因により、外来患者数が開院時に想定した数を上回り、さらに増加が見込まれますことから、外来化学療法を行う通院治療センターなどの整備や医療スタッフの拡充など、診療機能の充実に努めてまいります。

 


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