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更新日:平成26年1月22日
平成19年2月県議会定例会知事提案説明要旨【5予算編成の重点施策の概要及び県政の課題】(6)「産業活力日本一」の実現のための取組第6は、「産業活力日本一」の実現のための取組であります。
ア.静岡トライアングルリサーチクラスター形成事業の推進はじめに、静岡トライアングルリサーチクラスター形成事業の推進についてであります。
富士山麓先端健康産業集積(ファルマバレー)プロジェクトにつきましては、これまでの実績を踏まえ、更なる研究開発の促進と県民の健康づくり、健康産業の振興・集積を実現するため、第2次戦略計画の策定を進めてまいりました。
このたび、有識者からなる第2次戦略検討委員会から提言を得ましたので、今後、広く県民の皆様の意見を伺いながら、今年度中に計画を策定し、新産業・新事業の創出に向けた具体的支援などに取り組んでまいります。
特に、新規事業の創出や研究開発型の地域産業の育成を図る富士山麓都市エリア産学官連携促進事業につきましては、19年度からの国の研究委託事業への採択を目指し、これまでの成果を活かした発展的展開に取り組んでまいります。
また、県中部地域の食品・医薬品・化成品産業集積(フーズ・サイエンスヒルズ)プロジェクトにおいても、機能性食品の試験設備整備による中小企業の製品事業化を支援してまいります。
さらに、県西部地域における光・電子技術関連産業集積(フォトンバレー)プロジェクトでは、共同研究で開発した先端レーザー装置の開放利用等による技術普及・指導を進めるほか、産学官共同研究を一層強力に推進するため、19年度からの国の研究委託事業である知的クラスター創成事業第2期の採択を目指してまいります。
イ.中小企業に対する支援次に、中小企業に対する支援についてであります。
地域経済の活性化を図るため、しずおか産業創造機構の基本財産の一部と中小企業基盤整備機構からの貸付金を活用した、総額90億円の地域活性化基金を造成し、中小企業が地域の資源を活かして行う研究開発や販路開拓などへの助成制度を、来年度から実施したいと考えております。
また、中小企業向け制度融資につきましても、「少子化対策・障害者雇用支援貸付」を創設するほか、「経営革新等貸付」の対象にものづくり基盤技術の研究開発事業を追加するなど、中小企業における資金調達の円滑化を図ってまいります。
ウ.「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」次に、「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」についてであります。
本年11月の開催に向け、現在、日本組織委員会や地元自治体である静岡市、沼津市と連携しながら、会場整備、輸送対策、宿泊施設のユニバーサルデザイン化、来場促進のためのPRなど、開催地としての準備を着実に進めております。
大会開催300日前となる1月18日には、皇太子殿下に、本大会の名誉総裁に御就任いただき、史上初めての技能五輪国際大会と国際アビリンピックの記念すべき同時開催に向けて、大きな弾みがつきました。
今後は、県内各市町や関係団体等の御協力をいただきながら、全県を挙げておもてなしの準備を進め、国内外から来場される多くの皆様に、静岡県の魅力を堪能していただくことのできる大会にしてまいります。
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