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更新日:平成19年12月10日
平成19年12月 県議会定例会知事提案説明要旨【1 当面する県政の諸課題】(5) 富士山静岡空港次に、富士山静岡空港についてであります。
空港本体部の整備につきましては、用地造成工事が最終段階となり、滑走路、誘導路の舗装工事等と併せて着実に進捗しているところであります。
路線の誘致につきましては、国内線では、去る10月31日、日本航空から新千歳へ1日1便、福岡へ1日3便を運航するとの表明がなされ、既に新千歳及び那覇への就航を表明している全日本空輸と合わせて、国内3路線1日6便が確保されたところであります。今後も、県民の皆様の利便性の向上に向け、更なる路線、便数の確保に全力で取り組んでまいります。
国際線では、中国につきましては、10月29日の浙江省訪問時に、中国東方航空及び上海航空の本社を訪ねて就航要請を行い、開港時からの定期便就航に前向きな発言をいただいたところであります。
7月に就航要請を行った台湾につきましては、12月に開催される「台北国際トラベルフェア」の機会を活用して、航空会社等に対して重ねて要請を行うこととしており、そのほか、高い関心を示している東アジアを中心とする航空会社等に対しても、引き続き路線就航に向けた働きかけを行ってまいります。
また、静岡空港の設置、管理及び使用料に関する条例につきましては、その骨子案をまとめ、現在、県民意見募集手続きをしているところであります。
この骨子案では、空港の運用時間を午前8時30分から午後8時までとするとともに、指定管理者に関する手続き等に対する考え方をお示ししております。
着陸料につきましては、国内線は、他の多くの地方空港と同様、当分の間、本則料金の3分の2とし、国際線は、路線誘致の観点から、開港から概ね3年間、本則料金の3分の1としたいと考えております。
今後、県民の皆様からの御意見を反映した条例案を、来年2月の県議会にお諮りできるよう、準備を進めてまいります。
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