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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成21年2月 県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成21年2月 県議会定例会知事提案説明要旨 8-(3)ア

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更新日:平成21年3月3日

県議会開会日の提案説明

平成21年2月 県議会定例会知事提案説明要旨

【8.「県民くらし満足度日本一」実現のための基本方針における重点施策の概要及び県政の課題】

(3)「社会経済全体の生産性向上に向けた戦略的施策の展開」

ア 産業競争力の強化

基本方針第3の「社会経済全体の生産性向上に向けた戦略的施策の展開」についてであります。

 

その1は、産業競争力の強化についてであります。

 

はじめに、中長期的な視点に立った新事業、新産業の創出につきましては、「静岡新産業集積クラスター」において、これまで以上に研究開発の成果と地元中小企業の技術力を生かした、具体的なマッチングに努めていくとともに、昨年10月に採択された「地域結集型研究開発プログラム」などの国の大型研究開発事業を活用し、3つのクラスターの連携を強め、次世代産業の育成・集積に努めてまいります。

 

また、医療や介護現場、先端技術分野におけるニーズを把握し、県内の中小企業が有する技術力を生かして、医療・福祉機器、ロボット、航空宇宙、環境技術関連などの新たな事業分野へ進出する中小企業を支援する事業に、財団法人しずおか産業創造機構と連携して取り組んでまいりたいと考えております。

 

併せて、中小企業の経営革新や創業などへの支援、ベンチャー企業の育成、優遇制度を活用した国内外からの企業誘致と既存企業の定着などに取り組み、本県の産業活力の向上に努めてまいります。

 

次に、農林水産業の振興についてであります。

 

「浜名湖フラワー&ガーデンフェア2009(ニセンキュウ)の開催」につきましては、浜名湖花博5周年にあたる本年5月に、浜名湖ガーデンパークで開催いたします。

 

このイベントは、昨年10月に国際園芸家協会から、国際的な園芸博覧会として認定され、現在、関係団体と協働して準備を進めております。秋には新たな園芸芸術である「浜松モザイカルチャー世界博」も開催されますことから、これらのイベントを通じて「花と緑の県、静岡」を強くアピールするとともに、花の需要拡大を図るなど、本県花き産業の振興に努めてまいります。

 

また、森林整備を進める契機にするとともに、森の力再生事業など「森林と県民の共生」を推進する本県の取組を発信するため、天皇皇后両陛下がお手植えされた樹木を、皇族殿下がお手入れする「全国育樹祭」を招致してまいります。

 

水産業の持続的な発展につきましては、限りある水産資源の保護や漁業秩序の維持を図るため、取締船2隻により巡回を実施しておりますが、伊東港を母港とする漁業取締船「あまぎ」の老朽化が進んだことから、代船建造に着手することといたします。

 

また、漁協再編を促進するため、合併した新漁協が取り組む電算統合事業に助成するなど、収益性の高い水産業経営に向けた支援を行い、海の恵みの持続的利用を図ってまいります。

 

次に、富士山静岡空港の開港を契機とした観光交流の促進についてであります。

 

空港の開港は、交流人口の拡大を図る好機でありますことから、国内遠隔地や東アジアの就航先で観光キャンペーンや旅行会社へのセールスを積極的に行うなど国内外からの観光誘客の促進に努めるとともに、空港の総合案内所での観光案内態勢や外国人観光客の受入態勢の整備を図ってまいります。

 

また、2泊3日以上の滞在型観光を目指す観光圏の形成を始め、観光資源を活用した旅行商品の開発など、地域が主体的に行う魅力ある観光地づくりを支援するとともに、宿泊滞在を促進するため、現在、伊豆スカイラインで行っている通行料金相当額のキャッシュバック事業について、対象交通機関及び地域を拡大して実施するほか、コンベンション誘致の促進のため、人材育成の強化や誘致活動への助成制度を創設するなど、観光交流の促進を図ってまいります。

 


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