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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成21年2月 県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成21年2月県議会定例会知事提案説明要旨8-(3)ウ

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更新日:平成26年1月22日

県議会開会日の提案説明

平成21年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【8.「県民くらし満足度日本一」実現のための基本方針における重点施策の概要及び県政の課題】

(3)「社会経済全体の生産性向上に向けた戦略的施策の展開」

ウ.都市的機能の高度化

基本方針第3のその3は、都市的機能の高度化であります。

 

はじめに、都市空間の有効活用につきましては、沼津駅北口において、人、もの、情報の交流機能を高める「会議場施設」、「展示イベント施設」、「宿泊施設」などからなる東部コンベンションセンターの整備を進めており、沼津市とともに今年度内に事業予定者を選定し、来年度には基本協定の締結や設計協議を行うなど、鋭意、事業の進捗を図ってまいります。

 

草薙総合運動場の硬式野球場につきましては、施設の老朽化が進み、耐震性や高度化する施設水準への対応が必要となっておりますので、内野スタンドの耐震補強や更衣室などの管理施設の改修を行うとともに、外野の拡張について設計を進めてまいります。

 

また、エコパアリーナの隣接地に整備しておりました補助体育館を、4月から供用いたします。この補助体育館の完成により、エコパアリーナは、これまで以上に国内外の大規模な屋内スポーツ大会を誘致することが可能となるため、県内競技者のレベルアップや競技人口の拡大が図られるものと考えております。

 

次に、「第24回国民文化祭・しずおか2009(ニセンキュウ)」についてであります。

 

本年は、いよいよ「はばたく静岡国文祭」の開催年であります。これまでも各種のイベントなどにより、国民文化祭の周知と開催気運の醸成に努めてまいりましたが、この4月からは、大会PRボランティアを中心とする広報キャラバン隊が県内外を訪問し、さらなる盛り上げを図るとともに、インターネットを活用して、アニメ、コンピューター・グラフィックス、実写等で短編作品を公募する「Web国民文化祭」により、10月24日の開催に先駆けて事業をスタートいたします。

 

富士山静岡空港の開港により、さらなる人、産業、文化の交流が期待される中、文化とともに本県の数多くの魅力を、国内外から来静される皆様に実感していただける国民文化祭を目指してまいります。

 

次に、静岡県コンベンションアーツセンター・グランシップについてであります。

 

平成11年の開館以来、文化の創造と発信の拠点として、また国際大会や全国大会などのコンベンション施設として、これまでの入館者数が800万人に迫るなど、多くの方々に親しまれてまいりました。

 

この3月には開館10周年を迎えますことから、記念事業として「高松宮妃のおひなさま展」をはじめ、SPACとの共同制作によるオペラ「椿姫」、お茶と花と食をメインテーマとした「北大路魯山人展」など多彩な事業を展開する予定であり、今後とも、利用者へのサービス向上や魅力あふれる自主企画事業などを通じて、県民をはじめ多くの皆様に御利用いただけるよう努めてまいります。

 

次に、富士山世界文化遺産登録の推進についてであります。

 

昨年の国際シンポジウムや学術委員会において示された、登録のための重要な評価基準である「信仰」と「芸術性」の観点から、富士山の構成資産を確定するなど、ユネスコへの推薦に向けた準備を進めております。

 

本年9月には、国際記念物遺跡会議の関係者を招聘し、国際専門家会議及び国際フォーラムを開催するなど、海外の専門家に理解を深めていただくとともに、引き続き、富士山世界遺産塾や出前講座等の啓発活動を行うなど、一日も早い世界文化遺産登録に向け取り組んでまいります。

 

次に、「日本スポーツマスターズ2009(ニイマルマルキュウ)富士山静岡大会」についてであります。

 

30代以上のシニア世代のアスリートが集うこの大会は、本年9月16日から22日まで、県内の8市36会場で13競技を開催いたします。過去最高の参加者を目指すとともに、本県の魅力を全国にアピールできる大会となるよう、更なる周知を図ってまいります。

 

次に、道路ネットワークの整備についてであります。

 

平成21年度から道路特定財源が一般財源化されるなど、道路整備を取り巻く環境が大きく変化しており、道路整備に関する明確な計画を示し、効率的に進めていく必要がありますことから、政令指定都市と連携した静岡県全域の道づくり計画を、今年度中に公表したいと考えております。

 

新東名高速道路につきましては、御殿場ジャンクションから引佐ジャンクションまでの概ね全区間で緊急車両の通行が可能になるなど一層の進捗が図られており、また、東名焼津・吉田間の新設インターチェンジにつきましては、県として、構造の検討や地元への情報提供を進め、関係者とともに早期実現に努めるなど、県土発展の基盤となる道路ネットワークづくりを進めてまいります。

 

次に、天竜浜名湖鉄道株式会社の新経営計画推進への支援についてであります。

 

天竜浜名湖鉄道は、利用者の減少等により厳しい経営状況が続いておりますが、昨年12月に新しい経営計画を策定し、経営改善に取り組むこととしております。

 

この一環として、民間から鉄道経営のノウハウを持つ経営者の招聘を検討しておりましたが、この度、地元の鉄道会社である遠州鉄道株式会社から人材の派遣について御承諾をいただいたところであります。

 

県といたしましては、沿線の市町村と協力して財政支援を行うとともに、地元の観光イベント等と連携した利用促進事業に取り組むなど新経営計画の推進を支援するほか、誘客対策として検討しているDMV(デュアル・モード・ビークル)の実用化に向け、課題となっている法制度の整備や車両の定員増などについて、関係機関に働き掛けてまいります。

 


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