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更新日:平成21年12月16日
平成21年12月 県議会定例会知事提案説明要旨【8.富士山静岡空港】次に、富士山静岡空港についてであります。
6月4日の開港から半年が経過いたしましたが、世界的な景気の低迷や新型インフルエンザの影響で全国的に航空需要が低迷する中、約30万人の方々に御利用いただくとともに、多くの皆様に富士山静岡空港の見学に訪れていただいており、心から感謝を申し上げます。
11月16日から17日には、空港の利活用促進の一環として、就航先との交流を深めるために、県議会や経済界の御協力をいただき、総勢約60人による「ふじのくに交流団」を結成し、石川県を訪問して交流の拡大と航空路線の利用を呼び掛けました。
また、私は、11月23日から26日まで中国を訪問し、本県と友好提携を結んでいる浙江省の呂祖善(ろそぜん)省長と会談し、これまで築いてきた両県省の実績の上に相互の良好な関係をさらに強めていくことを確認するとともに、本県や愛知県など中部地方の9県3市で構成する中部広域観光推進協議会による北京・上海ハイレベルミッションに、団長として参加し、中国国家旅游(りょゆう)局や上海市政府に誘客促進への協力を要請いたしました。
現地では、訪日教育旅行などを積極的に誘致するため、旅行会社を対象に観光セミナーや商談会を開催し、本県をはじめとした中部地域の観光の魅力を大いに宣伝したところであります。
今後も、東アジア地域に対して富士山静岡空港を活かしたセールスを行うほか、外国人観光客の受入態勢の整備を進め、海外からの誘客を促進してまいります。
なお、日本航空を巡る動向につきましては、福岡線の運航支援金制度の廃止について協議を進めるとともに、利活用促進のための需要拡大について、最大限の努力を行っているところであります。こうした中、先般、日本航空が平成22年度以降の静岡路線運休の意向を表明したところでありますが、県といたしましては、日本航空との協議を継続するとともに、福岡線への就航方針を表明したフジドリームエアラインズの動向も踏まえつつ、引き続き、路線の維持に努めてまいります。
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