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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成22年2月県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成22年2月 県議会定例会知事提案説明要旨 3-(3)-3

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更新日:平成22年3月9日

県議会開会日の提案説明

平成22年2月 県議会定例会知事提案説明要旨

【3.予算編成と組織定数改編の基本方針】

(3)「“ふじのくに”づくりの重点施策の推進」

第3は、一流の「ものづくり」と「ものづかい」の創造であります。

 

高度なものづくりの技術や人材、多彩な農林水産物など本県が有する資源を最大限に活用しつつ、生産と消費を一体的にとらえ、「ものづくり」と「ものづかい」の結合による本県の産業構造の転換を促進してまいります。

 

1次産業を基本とした「食と農の改革」につきましては、「ふじのくにグリーンニューディール」として取り組んでまいります。

 

具体的には、ふじのくにの食文化の創造に貢献する人材の表彰や、料理に合わせ本県の歴史や文化、自然などを学ぶ講座の開設、本県の優れた農林水産物などを「ふじのくにブランド」と位置付けた販路拡大、生産者と食品メーカーのマッチングによる6次産業の創出支援などにより、新たな「食」の文化や産業興しによる「食の都」づくりに取り組んでまいります。

 

さらに、体験、研修を通じた新たな担い手やビジネス経営体など農林業を支える人づくりや、2,000ヘクタールの耕作放棄地解消、農業者の経営規模の拡大、新たな産地の育成などにも取り組んでまいります。

 

次に、ふじのくに新産業創出プロジェクトの推進についてであります。

 

地域資源や産業基盤の特性を活かした静岡新産業集積クラスターや、市場規模の拡大が見込まれる医療・福祉機器、ロボット、航空宇宙などの新たな成長分野への中小企業の進出を促進してまいります。

 

また、県内各地での技術セミナーの開催や国内外における展示会への県内企業の出展支援、試作品等の開発費に対する助成など、国の新成長戦略の中で我が国の強みを活かす成長分野として示された環境分野や健康分野などへの中小企業の積極的な参入を支援してまいります。

 

次に、中小企業対策の推進についてであります。

 

厳しい経済環境下における資金需要に対応するため、中小企業に向けて、前年度当初予算と同額の2,000億円の融資枠を確保いたします。また、既往債務の返済負担の軽減を図るため借換制度の拡充を行うなど、資金調達の円滑化を図るほか、中小企業の経営革新や、新商品等の開発、販路開拓に対する支援を行うなど、中小企業対策に積極的に取り組んでまいります。

 

次に、本県茶業の振興についてであります。

 

消費者の嗜好の多様化に対応するため、中山間地域の特色を生かした「100銘茶づくり」を推進するとともに、静岡茶の輸出促進を図るため、アメリカなどに対して、静岡の茶文化や食文化を活かした新たな消費スタイルを提案してまいります。

 

また、本年10月に開催する「第4回世界お茶まつり」につきましては、茶産業の創出と拡大、茶文化の普及と創造などを目指して、世界各国からお茶に関する産業・文化・学術が集結する総合イベントとして、お茶の魅力を世界に発信してまいります。

 

次に、県産材の安定供給についてであります。

 

森林の適正な管理を実現するため、伐採適期に達している森林の利用間伐の促進が必要であります。このため、森林施業の集約化や、林内路網の整備、林業機械を活用した作業のシステム化などを推進し、低コストで安定的な生産体制を構築してまいります。

 


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