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更新日:平成22年3月9日
平成22年2月 県議会定例会知事提案説明要旨【3.予算編成と組織定数改編の基本方針】(3)「“ふじのくに”づくりの重点施策の推進」第6は、ヒト、モノ、地域を結ぶ「基盤」づくりであります。
はじめに、都市基盤の整備についてであります。
草薙総合運動場につきましては、平成19年度に策定した再整備基本構想に基づき整備を進めております。これまでに、公園区域の拡張として学校法人第二静岡学園用地を取得するための契約を締結し、硬式野球場における内野スタンドの耐震改修及びグラウンドの拡張に伴う外野席の設計に取り組んでおります。
体育館につきましては、耐震診断の結果、耐震補強対策が必要との判断が示されており、その対策や建替えを含めた整備方針決定に向けての課題整理や必要な手続きを進めてまいります。
沼津駅付近鉄道高架事業につきましては、事業工程において、最初に移転が必要な新貨物駅の用地買収が難航していることから、事業推進・反対両派に呼び掛けを行い、去る1月23日、両派の代表と沼津市内で意見交換会を実施いたしました。意見交換会では、双方の意見の一端を伺ったことにより、こう着状態を打開するきっかけを提供できたものと考えております。
県といたしましては、鉄道事業者の動向も踏まえつつ、引き続き、地元沼津市と連携し、事業の推進に努めてまいります。
次に、道路ネットワークの整備についてであります。
新東名高速道路の御殿場ジャンクションから引佐ジャンクションまでの区間につきましては、全線にわたり舗装工事が発注されるなど、平成24年度の完成に向けて順調に整備が進められており、また、御殿場ジャンクション以東の区間につきましても、用地幅の確定に向けて地元との設計協議が進められております。
地域高規格道路「金谷御前崎連絡道路」につきましては、富士山静岡空港や御前崎港などとの陸・海・空の総合交通ネットワークの形成に向けて、東名相良牧之原インターチェンジから西萩間(にしはぎま)インターチェンジまでの約4キロメートル区間について、平成22年内の完成を目途に整備を進めております。
県といたしましては、高規格幹線道路の早期供用に向けて、引き続き、国などと連携していくとともに、関連道路の整備に努め、県土発展の基盤となる道路ネットワークづくりを進めてまいります。
次に、道路施設長寿命化緊急対策についてであります。
高度経済成長期の集中投資により建設された橋りょう、トンネルなどの道路施設が老朽化し、今後見込まれる更新費用や維持管理費用の増大が大きな課題となっております。
このため、安全な利用を確保しつつトータルコストの縮減を図る道路施設の長寿命化が必要であり、劣化の著しい橋りょう、舗装、トンネル設備を対象とした緊急修繕を今後7年間で実施してまいります。
次に、安心・安全な生活環境等の整備についてであります。
これまで、交通の円滑化や歩行者の安全確保、近年の局所的な集中豪雨等による自然災害の防止対策に取り組んでまいりました。これらに加え、国の第2次補正予算による交付金を活用し、観光地に向かう道路の整備や維持補修、公共土木施設の小規模修繕など防災対策を実施し、観光交流の拡大や地域の安心・安全の確保に加え、雇用の創出や地域経済の活性化を図ってまいります。
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