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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成23年5月県議会臨時会(5月20日)知事提案説明要旨 > 平成23年5月県議会臨時会知事提案説明要旨2

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更新日:平成23年6月6日

県議会開会日の提案説明

平成23年5月 県議会定例会知事提案説明要旨

【2.東日本大震災】

はじめに、東日本大震災についてであります。

 

3月11日に発生した東日本大震災は、死者、行方不明者を合わせ、約24,000人、建物被害は約40万棟に及ぶなど、阪神・淡路大震災をはるかに上回る未曾有の大災害をもたらしました。

ここに改めて、お亡くなりになられた多くの方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。いまだ厳しい避難生活を余儀なくされている方々をはじめ、被災された皆様の一日も早い生活再建が図られますことを祈念し、本県としてできる限りの支援の提供を行ってまいります。

私は3月25日から26日にかけて岩手県の被災地を訪れ、三陸地方の被災状況を直接見てまいりました。津波に襲われた市街地はことごとくさらわれ、大量の瓦礫に覆い尽くされた姿は、目を覆うほどの衝撃でした。

本県では、3月17日に静岡県被災者支援対策本部、26日に岩手県遠野市に現地支援調整本部を設置し、全庁挙げての支援体制をいち早く整えました。県内市町や民間の方々とも協力し、警察、消防、医療救護チームなどの派遣や毛布、食料品、各種日用品などの、刻々と変わる被災地の要請を踏まえた搬送など、人員と物資の支援を展開し、現地の人々の厚い信頼を得ております。引き続き、現地の状況把握に努めて支援活動に全力で当たりつつ、自らの防災力を高める努力を続けてまいります。物資の輸送に御尽力いただいた自衛隊はじめ関係各位には、心から厚くお礼を申し上げます。

地震や津波で住宅を失った方々や原子力発電所事故に伴い避難指示を受けている方々などを円滑に受け入れるため、3月18日、県内4箇所に被災者受入相談センターを開設いたしました。これまでに、公営住宅や旅館、ホテル等を一時避難所として提供していただき、静岡県全体で1,400人を超える被災者を受け入れました。福島県から要請のあったJFAアカデミー福島の生徒の受け入れについては、御殿場市や御殿場高原時之栖などの御協力をいただきました。引き続き、市町と連携して被災者の方々の生活再建に向けた支援を行ってまいります。

なお、義援金や救援物資につきまして、多くの県民の皆様をはじめ、中国浙江省政府からも暖かいお心遣いを賜りました。この場をお借りし、衷心より厚くお礼を申し上げます。 
 


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