県議会開会日の提案説明

（4）本県経済

次に、本県経済についてであります。

本県の景気は、海外経済の減速や円高の影響などにより足踏み状態が続いているものの、2月の有効求人倍率は3年1ヵ月ぶりに全国平均を上回りました。3月も0.79倍となり全国平均を引き続き上回り、雇用情勢は低水準ながら緩やかな回復基調にあります。

しかしながら、欧州を中心とした海外経済の動向など先行きに不透明な要素が多く、企業も依然として景気の回復に慎重な見方を崩していないことから、引き続き、経済・雇用対策に万全を期す必要があります。

このため、産業界や労働界、教育界、国、市町などあらゆる関係分野と連携・協力して、平成25年度までに3万人の新たな雇用の創造を目指す「静岡県雇用創造アクションプラン」の達成に向けて、全県を挙げて取り組んでまいります。