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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成25年6月県議会定例会(6月28日)知事提案説明要旨 > 平成25年6月県議会定例会知事提案説明要旨2-3

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更新日:平成25年7月5日

県議会開会日の提案説明

平成25年6月県議会定例会知事提案説明要旨

【2.当面する県政の課題】
(3)地震・津波対策

 

次に、地震・津波対策についてであります。

昨日、静岡県防災会議を開催し、本県の第4次地震被害想定を公表いたしました。県や市町が津波対策を推進する上で不可欠な基礎資料となる津波浸水域の想定はもとより、震度分布や液状化、人的・物的被害の想定を第1次報告として取りまとめました。

なお、ライフラインや交通施設、経済的被害などの第2次報告につきましては、本年秋に公表してまいります。

また、第1次報告に併せて「地震・津波対策アクションプログラム2013(ニセンジュウサン)」を策定いたしました。想定される被害をできるだけ軽減し、一人でも多くの県民の命を守ることを目標として、151のアクションに全力で取り組んでまいります。

特に、甚大な被害が想定される津波への対策として、レベル1の津波の被害を防止し、レベル2の津波であっても粘り強い構造により減災効果を発揮する堤防などの施設を整備してまいります。

また、津波避難計画やハザードマップに基づく適切な避難行動の周知徹底、同報無線などの情報伝達手段の確保・強化を図るほか、津波避難タワーや津波避難ビル、避難路の整備を促進してまいります。広域支援の円滑な受入体制の整備や、富士山の噴火が地震の前後に発生した場合の対策などについても、着実に進めてまいります。

なお、第4次地震被害想定及び「地震・津波対策アクションプログラム2013(ニセンジュウサン)」を踏まえて、緊急に対応が必要な経費につきましては、補正予算に計上し議会にお諮りする予定であり、必要な財源の確保も含め、現在その作業を進めております。

本年の総合防災訓練につきましては、東海地震を想定して、9月1日に富士宮市及び富士市を中央会場に、基幹的広域防災拠点としての整備が見込まれる富士山静岡空港などを活用して実施いたします。山梨県と連携した相互支援訓練を初めて行うなど、より実践的な内容としたほか、自衛隊や在日米軍など防災関係機関との連携について検証してまいります。県内全域で自主防災組織など地域住民との協働による訓練も行い、地域防災力の強化を進めてまいります。

また、今月作成した「男女共同参画の視点からの防災手引書」を活用して、女性の防災リーダーの育成、各年代層の男女が参画する地域団体、企業、学校等のネットワークの拡大などを図ってまいります。

 


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