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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成26年9月県議会定例会(9月25日)知事提案説明要旨 > 平成26年9月県議会定例会知事提案説明要旨2-7

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更新日:平成26年9月30日

県議会開会日の提案説明

平成26年9月県議会定例会知事提案説明要旨

【2.県政の概要】
(7)沼津駅周辺総合整備事業

 

次に、沼津駅周辺総合整備事業についてであります。

去る7月20日、沼津駅北口に総合コンベンション施設PLAZA VERDE(プラサヴェルデ)がグランドオープンいたしました。それからの駅北地区の賑わいは予想したとおりであります。PLAZA VERDE(プラサヴェルデ)が、地域再生のきっかけになるものと確信しております。沼津市が、県東部の拠点都市として更に発展していくためには、現在の貨物駅跡地の有効活用をはじめとする、沼津駅周辺のまちづくりを着実に進めていく必要があります。

先月、私は、関西にある貨物ターミナルを視察するとともに、日本貨物鉄道株式会社社長並びに会長と面談いたしました。これらを通じて、阪神淡路大震災の際、その前年に整備された姫路貨物ターミナルが、救援物資の輸送拠点として大きな役割を果たしたことを知りました。これに照らせば、沼津の地に「E&S方式」、すなわち最新式の効率的かつ静かに荷役作業のできるターミナルが整備されれば、現在想定されている首都圏での直下型地震などの災害が発生した場合、まさに、国の有事に際しては、沼津が重要な役割を果たすことができると確信したところであります。

ここで、強調しておきたく存じますが、沼津の新ターミナルは、平時においては、待避機能を主とするものになります。しかし、有事の際に貨物取扱機能が発揮できるよう、平時においてもわずかとは言え貨物取扱を非常時に備えて行っていなければなりません。その際、地元の方々が懸念されている騒音等、生活環境への影響に関しましては、万全の対策を尽くしてまいります。

御当地は、千本松原をはじめとする自然と白隠禅師(はくいんぜんじ)ゆかりの寺院など、歴史を感じられる緑豊かな所であることから、地元の皆様と検討を進めてきましたグリーンヴィレッジを柱にした桃源郷づくりを、沼津市と協力して進めてまいります。

このような中で、沼津市原地区において、まずは、鉄道により分断されている南北地域間の連絡の利便性と防災機能を向上させるため、平時には富士山が見える展望台にもなる歩行者用の立体横断施設を、先行して整備することとし、その検討経費を補正予算案に盛り込みました。

 


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