県議会開会日の提案説明

平成27年5月県議会臨時会知事提案説明要旨

【1.前文】

 

提出いたしました議案等の説明に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。

先に行われた統一地方選挙におきまして、めでたく御当選されました議員各位に、心からお喜び申し上げます。おめでとうございます。

我が国は、本格的な人口減少社会を迎える中で、国も地方も大きな転換を迫られております。全国津々浦々の地域が、多彩な地域力の向上を図りつつ、東京一極集中を是正し、「地方創生」の実現を目指していくこの時に、議員となられた皆様には、本県の一層の発展のため、格段の御尽力を賜りますようお願い申し上げます。

本県が、目標に掲げる「県民幸福度の最大化」に向けて、まずは、命を守る万全の危機管理を最優先とし、防災・減災対策を着実に進め、安全・安心な県土を築き、その上で、新しい成長産業の育成や社会総がかりによる教育の地方創生など、総合計画後期アクションプランに掲げる8つの重点取組の実現を目指してまいります。

また、この度の韮山反射炉の世界文化遺産への登録勧告など、私が知事就任以来、全力を傾注して取り組んできた、本県の「場の力」を生かした世界クラスの魅力づくりが、国際的評価を得る形で、次々と顕在化しております。

ポスト東京時代の地方創生の先導役を担うとの強い気概を持って、今後とも、世界の人々を惹きつけ、憧れを呼ぶ“ふじのくに”の魅力を一層高め、国土のシンボル「富士山」を擁する静岡の地に「住んでよし訪れてよし」、「産んでよし育ててよし」、「学んでよし働いてよし」の理想郷を築くべく、全力で邁進してまいりますので、引き続き、県議会の皆様の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

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