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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成28年2月県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成28年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-1-1

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更新日:平成28年3月15日

県議会開会日の提案説明

平成28年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【4.「総合計画後期アクションプランの8つの重点取組」】
(1)大規模地震への万全の備え

 

以下、総合計画後期アクションプランの8つの重点取組に沿って御説明いたします。

 

重点取組の第1は、大規模地震への万全の備えであります。

未曾有の大災害となった東日本大震災から5年を迎える本年は、東海地震説の発表から40年となる節目の年であります。本県は、この間、全国に先駆けて地震・津波対策に取り組んできた「防災先進県」であります。

 

現在の対策の要となる地震・津波対策アクションプログラム2013(ニセンジュウサン)につきましては、全体162のアクションのうち、既に27のアクションが完了するなど順調に進んでおります。策定から概ね3年が経過しますことから、これまでの施策の達成状況や、昨年6月に公表した「駿河・南海トラフ沿いで発生するレベル1のマグニチュード8クラスの地震」の津波想定などを踏まえて、防潮堤の整備高や整備区域の見直し、静岡県ふじのくに防災士等の養成・活用人数などの数値目標を上方修正いたします。

平成28年度当初予算案では、アクションプログラムの推進のための経費として450億円の予算を計上したところであり、ソフトとハードの両面から着実かつ迅速に進めてまいります。

ソフト対策につきましては、改めて原点に立ち返り「自助」については、家具の固定や食料・飲料水の備蓄など家庭内対策を推進します。また、「共助」では、地域防災リーダーの育成や地域防災の担い手として活躍が期待される中高生の地域防災訓練への参加促進など自主防災組織を強化してまいります。

ハード対策につきましては、引き続き、緊急輸送路や防潮堤の整備、液状化対策など、県民の皆様の命と財産を守るための基盤となる施設の地震・津波対策を積極的に進めてまいります。

特に、津波対策では、これまで浜松市、磐田市、袋井市、掛川市等が沿岸部で進めている防災林の嵩上げなどのレベル1を越える津波に対して被害の軽減を図る「静岡モデル」の取組を市町とともに更に進めてまいります。

また、潜在自然植生、先人の知恵、地域の人々という地域の場の力を活用した、全国の先導的モデルとなる「ふじのくに森の防潮堤づくり」を、市町や地域住民の皆様との協働により推進してまいります。

浜松市の篠原地区に計画する野球場につきましては、遠州灘の防潮堤に隣接して整備することにより平時には、県民スポーツ、憩いの場として、有事には、発災直後では津波避難施設として、復旧段階では支援活動の拠点として機能することになります。

市町が実施する地震・津波対策につきましては、現行の「緊急地震・津波対策交付金」に火山対策などのメニューを加えた新しい支援制度として、平成28年度から平成30年度までの3年間で90億円程度を、市町の計画に基づき交付することとし、来年度は、30億円の予算を計上し、引き続き強力に支援してまいります。

今後も市町等と連携して、地震・津波対策を推進し、本県が日本中で最も安全で、安心して暮らせる地域であることを全国に発信してまいります。

 


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