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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成28年9月県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成28年9月県議会定例会知事提案説明要旨2-1

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更新日:平成28年10月5日

県議会開会日の提案説明

平成28年9月県議会定例会知事提案説明要旨

【2.県政の概要】
(1)県政の基本理念

 

続いて、県政の概要について御報告申し上げます。

はじめに、県政の基本理念についてであります。

富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくりの総仕上げに向けた、ラストスパートの段階を迎え、後期アクションプランの前倒しでの達成が視野に入ってまいりました。こうした中、本県の将来を見据え、目指す姿を明確にするとともに、今後の政策の準備、立案を行っていく必要があると考えております。

私は、県政の基本理念に「富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくり」を掲げ、県民幸福度の最大化に向けて、「ポスト東京時代」の新しい国づくりを目指してまいりました。その結果、本県には30を越える世界クラスの資源が備わるなど、“ふじのくに”の立ち姿が現れつつあり、今や、この成果を国内にとどまらず、世界に向けて発信する時期を迎えております。

折しも、世界は、覇権主義の台頭、テロの多発、難民の増加、格差の拡大など混迷を極めております。パクス・アメリカーナの時代が終わりを告げ、世界が多極化する中で、人々の不安感は増しております。また、新興国の経済成長に陰りも見える中、人々の価値観は、物質的な豊かさを追求する経済至上主義から、心の豊かさや多様な暮らし方へと、変わりつつあります。

戦後、一貫して、世界の人々が憧れ、求め続けたアメリカ的な生き方、アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ、それに基づくアメリカン・ドリームに間違いなく陰りが見えております。

これに代わるものとして、チャイナ・ドリームが提唱されておりますが、未来を拓く、新しい生き方を世界に提示できる国があるとすれば、健康寿命が世界一で、幾多の困難を克服し、高い技術力や人材が蓄積する、我が国を除いては見当たりません。何よりも、日本には、平和を愛する心と「モッタイナイ」の心を持ち、物を大切にし、美しく豊かな国土を背景に培われてきた「和」や「美」を尊重するという、他に類を見ない誇るべき価値観があります。

今こそ、我が国が日本的な生き方、ジャパニーズ・ウェイ・オブ・ライフを提示し、「ジャパニーズ・ドリーム」として世界の憧れの対象となる時を迎えております。

東京は、アメリカン・ウェイ・オブ・ライフを受容してきた日本の中心であります。ジャパニーズ・ウェイ・オブ・ライフを体現するのは、ポスト東京時代の新しい理想郷を築いてきた本県をおいて他にありません。私は、国土の象徴である富士山を擁し、日本を代表する豊かな自然や文化に満ち溢れた本県こそ、「ジャパニーズ・ドリーム」を実現する地としてふさわしく、その先頭に立ちたいと思っております。

人々の幸福の元は、生活、暮らし方にあります。世界から憧れを呼ぶ、「フジサン・ドリーム」とも称すべき、県民誰もが幸せに暮らす理想郷“ふじのくに”づくりの実現を目指して、取組を進めてまいります。

 


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