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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成28年9月県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成28年9月県議会定例会知事提案説明要旨2-2

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更新日:平成28年10月5日

県議会開会日の提案説明

平成28年9月県議会定例会知事提案説明要旨

【2.県政の概要】
(2)地震・津波対策

 

次に、地震・津波対策についてであります。

本県では、県政の最重要課題として、「命」を守る危機管理を掲げ、「地震・津波対策アクションプログラム2013(ニセンジュウサン)」を基本に、ハード・ソフトの両面から対策に取り組んでまいりました。

熊本地震やイタリア中部で発生した地震など、国内外で大規模な地震の発生が続いている中、改めて「防災先進県」としての気概を持ち、新たな課題や知見に関する情報収集や改善などに努め、取組を加速してまいります。

具体的には、熊本地震において、避難所の運営のあり方が課題として大きくクローズアップされましたことから、避難所の衛生環境やWi-Fi等の通信環境、必要な資機材、車中泊への対応などについて調査を行い、今後の地震対策に反映させたいと考えております。

また、東日本大震災や熊本地震では、住宅の耐震化、家具の固定等の住まいの安全性確保、津波からの避難などの「自助」や、避難所運営などの「共助」の重要性を再認識させられました。

想定される大規模地震からの被害をできる限り軽減するには、関係者がこれまで以上に緊密に連携し、一体となって大規模地震に対応することが不可欠であることから、県、市町、県民、自主防災組織、事業者など、それぞれが果たす責務や活動を静岡県地震対策推進条例に追加することとし、今議会にお諮りしたところであります。

平成元年の開館以来、120万人を超える多くの皆様に活用されてまいりました地震防災センターにつきましては、東日本大震災、熊本地震などの大規模地震、御嶽山の噴火災害、広島市の土砂災害など、災害の様相も多様化している中、あらゆる災害への対応を見据え、リニューアルを行うことにいたします。防災先進県にふさわしい防災力の創造発信拠点として、より一層魅力ある施設への変革を目指し、基本構想・基本計画を策定してまいります。

これらの施策の推進と併せて、多様化する災害に対し、現場に即した対応を迅速、的確に行っていくため、土木、災害医療といった専門分野を総括する理事を新設するなど、危機管理の体制の強化を図ってまいります。

 


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