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更新日:平成29年3月3日
平成29年2月県議会定例会知事提案説明要旨【3.『ジャパニーズ・ドリーム』の展開と発信】(1)スポーツの聖地づくりとスポーツ王国しずおかの復活3.「競技力の向上」
次に、競技力の向上についてであります。 本県で開催された平成15年の国民体育大会で総合1位となって以降、国体の総合順位の低迷傾向は続いておりましたが、関係者の取組により、この3年間は26位、20位、16位と徐々に順位を上げており、スポーツ王国しずおかの復活までもう一息であります。 目標は、国体総合順位8位以内であります。これを達成するためには、競技団体による継続的な選手強化と優秀な指導者の養成が不可欠であります。さらに、ジュニア世代からの競技力の底上げを図ることも重要であります。 このため、来年度は、ジュニアアスリートの発掘、育成にも重点的に取り組んでまいります。小学校高学年を対象に、競技機会が少ないハンドボールやホッケーなどを体験する場を提供し、ジュニアアスリートの新たな可能性を見出してまいります。中学生からは、競技に適した優れた資質を持つ人材を発掘するとともに、競技力向上に影響力を持つ、質の高い指導者の養成を図ってまいります。 障害のある方の競技力の向上につきましては、リオデジャネイロパラリンピックでの本県勢の活躍の記憶が未だ新しいところであります。本県ゆかりの障害者アスリートの皆様が東京大会でのメダル獲得に向け、競技へ集中できるよう、健常者のアスリートと同様に遠征費、用具費等の活動経費を支援することといたしました。 リオデジャネイロパラリンピックに出場された本県選手で結成した「障害者スポーツ応援隊」の協力を得ながら、障害者スポーツの裾野を広げる取組を進めてまいります。
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