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更新日:平成30年3月27日

県議会開会日の提案説明

平成30年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.人づくり・富づくりのための重点的な取組】
(6)多彩なライフスタイルの提案
1.「“ふじのくに”の景観形成」

 

政策の第6の柱は、「多彩なライフスタイルの提案」であります。

本県が“Dreams come true in Japan(ドリームズ・カム・トゥルー・イン・ジャパン)”の拠点となるためには、本県に暮らす人々が、自然や歴史に根ざした美しい景観の中で、心の豊かさを感じることのできる快適で質の高い生活を送り、個性に応じた多彩なライフスタイルを実現できることが極めて重要であります。自然と調和した豊かな暮らし空間の創出や、日本一多彩な農林水産物を活かした「食・茶・花」の都づくりなどにより、国内外の人々を惹きつけ、「暮らしてみたい」と思われる魅力ある静岡の人々の暮らし方、すなわち「シズオカ・ウェイ・オブ・ライフ」を創出してまいります。

 

はじめに、“ふじのくに”の景観形成についてであります。

文豪川端康成は、「伊豆序説」で「伊豆は詩(うた)の国である」、「日本歴史の縮図である」、「南国の模型である」、「海と山のあらゆる風景の画廊である」、「一つの大きい公園である」と記しております。これは、静岡県全体の姿にも通じ、富士山、南アルプス、駿河湾、遠州灘、浜名湖などの絶景がある“ふじのくに”は、まさに「海と山の風景の画廊」であります。

そして、それぞれの地域には、先人が築き上げた文化があり、人々の生活があり、産業があります。人と自然が織り成してきた歴史が景観となります。いわば、景観とは生活様式そのものであり、その地域の人々の暮らし方が、美しさを表現しているものであります。この豊かに恵まれた本県の美しい景観と人々の様々な営みを見て、体験し、楽しみながら巡ることができるのが、本県の目指す「ふじのくに回遊式庭園」であります。

来年度は、伊豆半島や大井川流域・牧之原大茶園のエリアにおいて、市町と一体となって、広域景観づくりに積極的に取り組んでまいります。また、回遊式庭園の実現に向けては、県民の皆様の景観づくりへの積極的な関わりが欠かせないことから、専門知識の普及・啓発のため、静岡文化芸術大学、静岡大学等と連携して、景観形成を担う人材の育成を進めてまいります。

 


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