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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成30年2月県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成30年2月県議会定例会知事提案説明要旨3-7-2

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更新日:平成30年3月27日

県議会開会日の提案説明

平成30年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.人づくり・富づくりのための重点的な取組】
(7)“ふじのくに”の魅力の向上と発信
2.「文化芸術の振興」

 

次に、文化芸術の振興についてであります。

 

 オリンピック・パラリンピック文化プログラムについてでありますが、オリンピック・パラリンピックは、スポーツの祭典であるとともに、文化の祭典でもあります。2020年に向けて、文化プログラムを着実に展開し、文化の振興を社会で支える仕組みを構築してまいります。

県内各地域で、文化プログラムが効果的に展開されるよう、来年度からプログラム全体を統括する総合プロデューサーに、静岡県舞台芸術センター(SPAC)の宮城聰(みやぎさとし)芸術総監督をお迎えし、静岡県文化財団とも連携を強化するなど、文化プログラムの成功に向けて、着実に準備を進めてまいります。

推進委員会が企画する地域の文化資源を生かした現代舞踊や大茶会などのプログラムの制作を進めるとともに、SPACの舞台芸術活動や、グランシップ音楽の広場、県立美術館の企画展示などを充実させてまいります。加えまして、市町や民間が取り組む文化活動を文化プログラムとして認証するなど、2020年に向けて、県内津々浦々で、様々なプログラムが多層的に展開されるよう、取り組んでまいります。

 

 「文化力の拠点」の形成につきましては、東静岡駅南口県有地に、図書館機能を中心とした公的施設を先行整備する方針に基づき、現在、難波副知事をリーダーとする部局横断的なプロジェクトチームにおいて、その機能や規模、民間活力を導入した事業手法などの具体的な検討を進めております。

来年度は、拠点の価値を高める事業スキームを構築するための調査・検討や、先行施設に係る整備計画の策定などを実施してまいります。

本県の持つ高い文化力を発信し、多様な交流や賑わいを生み出す魅力ある拠点の早期実現に向けて、取り組んでまいります。

 

 静岡文化の世界への発信につきましては、SPACが、本年9月に開催されるフランスのコリーヌ国立劇場のこけら落とし公演に招聘されるとともに、11月20日から25日の間に、パリを中心に展開される日本文化を紹介するイベント「ジャポニスム2018(ニセンジュウハチ)」の公式企画として、公演を行うこととなりました。

このSPACの「ジャポニスム2018(ニセンジュウハチ)」での公演にあわせて、パリ市内で、富士山やお茶、日本酒、伝統工芸、食文化など、本県が有する世界クラスの豊かで多彩な文化資源を紹介してまいります。

本県のブランドイメージの向上や海外誘客、県産品の販路拡大を目指すとともに、本県の「演劇の都」としての魅力を、世界に向けて発信してまいります。

 

 富士山世界遺産センターにつきましては、昨年12月23日の開館以降、連日、県内外から多くの皆様に御来館いただいております。逆さ富士とも称される、周囲を覆う富士ヒノキの木(もく)格子(ごうし)が目を引く逆円錐形の建物が、正面の水盤に映り、その姿は何とも美しいものであります。また、建物に入れば、らせん状のスロープを上って疑似登山を体験し、上りついた最上階からは、遮るものがない壮大な富士山の姿を望むことができます。楽しみながら富士山を学ぶことができる拠点として、子どもからお年寄りまで大変な人気を博しており、当初の予想を大幅に上回り、開館2か月余りで、来館者数10万人も視野に入ってきたところであります。

富士山の日である今月23日からは、全国各地の「富士」と名の付く、ふるさと富士を集めた写真展を開催するほか、来月には「富士山学を拓く」と題した国際シンポジウムを開催いたします。引き続き、世界遺産富士山の保存管理・情報提供の拠点として、富士山を「守る、伝える、交わる、究める」活動を展開してまいります。

 


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