更新日:平成30年7月10日
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県議会開会日の提案説明
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平成30年6月県議会定例会知事提案説明要旨
【2.県政の諸課題】
(1)地震・津波対策
続きまして、県政の諸課題について御説明申し上げます。
初めに、地震・津波対策についてであります。
地震・津波などの災害から、すべての県民の皆様の生命・財産を守ることは、県政の最優先課題であります。
平成25年度から10年間で、想定される犠牲者を8割減少させることを目指す「地震・津波対策アクションプログラム2013(ニセンジュウサン)」は、計画策定から5年が経過いたしました。計画の折り返し地点となる平成29年度末時点の進捗状況につきましては、179アクションのうち、概ね9割に当たる160アクションが順調に進捗しております。
引き続き、減災目標の達成に向けて、命を守る効果の早期発現が期待されるソフト対策を軸に、防潮堤の整備などのハード対策を組み合わせ、地域の特性を踏まえた施策を展開してまいります。
本年度の総合防災訓練につきましては、「災害に強く安心・安全に暮らせるまちにしよう!自助、共助、公助による災害対応力の強化」をテーマとして、9月2日、静岡市及び富士山静岡空港を会場に実施いたします。
南海トラフ巨大地震の発生に伴い、甚大な被害が発生する事態を想定し、自衛隊・警察・消防などの協力を得て、救出・救助訓練や緊急物資輸送訓練、航空搬送拠点開設・運営訓練を行うほか、官民連携による医療搬送訓練を実施するなど、防災力のさらなる強化を図ってまいります。