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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成30年9月県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成30年9月県議会定例会知事提案説明要旨2-14

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更新日:平成30年10月4日

県議会開会日の提案説明

平成30年9月県議会臨時会知事提案説明要旨

【2.県政の概要】
(14)世界遺産富士山

 

次に、世界遺産富士山についてであります。

今月10日をもちまして、本年の夏山期間が終了いたしました。本年の富士山保全協力金につきましては、過去最高となる5,600万円余の御協力をいただきました。多くの方々から御協力を賜りましたことに、深く感謝申し上げます。いただきました協力金は、富士山の環境保全や登山者の安全対策などを一層充実するために活用してまいります。

 

 初めての夏を迎えた富士山世界遺産センターにつきましては、夏休み期間中、多くの方々に御来館いただき、昨年12月の開館から本年8月末までの来館者数は、8か月余りで、年間目標の30万人を上回る38万959人となりました。

今月22日からは、狩野派の画家をはじめ、谷文晁(たにぶんちょう)や葛飾北斎など、江戸時代の画家が描いた富士山絵画の名品を集めた本格的な美術展覧会「富士山絵画の正統」を開催いたします。今後も、富士山を「守る」「伝える」「交わる」「究める」拠点として富士山の魅力を発信し、来館者の一層の増加に取り組んでまいります。

 

 富士山を詠んだ短歌を編さんした富士山万葉集につきましては、全国から応募があった自作の短歌2万1,519首の中から2,000首を選定し、1巻あたり100首、全20巻として完成いたしました。

先月2日に、選考委員長をおつとめいただいた国文学者の中西進(なかにしすすむ)氏をはじめ、選考委員であり、歌壇を代表する馬場(ばば)あき子氏、佐佐木幸綱(ささきゆきつな)氏、田中章義(たなかあきよし)氏をお迎えし、富士山万葉集の完成を記念したシンポジウムを開催いたしました。

このシンポジウムを通じて、万葉の時代から現代まで、日本人の心を動かし、芸術の源泉となってきた富士山の価値を再認識したところであります。

富士山は、日本人の心のふるさとであり、人類共有の財産であります。未来に受け継ぐべき世界の宝として認められた富士山を適切に保存管理し、その顕著な普遍的価値を後世に継承してまいります。

 


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