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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成31年2月県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成31年2月県議会定例会知事提案説明要旨2-2-1

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更新日:平成31年2月26日

県議会開会日の提案説明

平成31年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【2.平成31年度当初予算案と組織定数の改編の基本方針の1つ目「人づくり・富づくりのための重点的な取組」】

(2)安心して暮らせる医療・福祉の充実

1.安心医療の確保・充実と健康寿命の延伸

 

次に、安全な生活と交通の確保についてであります。

県民の安全で安心な生活を守るため、官民協働による犯罪の起きにくい社会づくりを推進してまいります。県民に不安を与える犯罪や大規模イベントを狙ったテロの未然防止に努めるほか、警察活動の拠点となる湖西警察署、大仁警察署の整備を計画的に進めてまいります。

平成30年の交通事故発生件数は28,402件で、前年に比べ1,842件減少いたしました。さらに交通事故の少ない安全な社会を実現するため、信号機や標識等の交通安全施設の整備に取り組むとともに、高齢者の交通事故防止や、増加する外国人サイクリストへの自転車マナーの周知など、総合的な交通事故防止対策を推進してまいります。

 

政策の第2の柱は、「安心して暮らせる医療・福祉の充実」であります。

はじめに、安心医療の確保・充実と健康寿命の延伸についてであります。

医師の確保につきましては、「ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ」の運営により、現在365人の医学修学研修資金利用者が、県内の病院に従事しております。加えて、指導医を招聘し、研修環境の充実に取り組む病院を支援する新たな制度を創設し、県内で研修を行う専攻医の確保につなげてまいります。引き続き、医師が魅力を感じる環境整備を進め、医師の確保と偏在の解消を図ってまいります。

 

看護師や助産師などの医療人材につきましては、勤務環境の改善による離職防止や、潜在看護師の再就業支援などに取り組んでまいります。また、助産師不足に対応するため、県内唯一の県立養成機関「静岡県立東部看護専門学校」に、本年4月から助産学科を開設いたします。この助産学科の新設を契機として、名称を「静岡県立看護専門学校」に変更することとし、今議会に条例改正をお諮りしているところであります。

 

社会健康医学の推進につきましては、県民の健康寿命の延伸に向けて、県立総合病院先端医学棟のリサーチサポートセンター内に「静岡県社会健康医学研究センター(仮称)」を設置し、社会健康医学の研究を加速してまいります。

先月23日、「健康寿命延伸のための『社会健康医学』推進委員会」の本庶(ほんじょ)佑(たすく)委員長から「県民の健康寿命の延伸に資する大学院大学を、速やかに設置すべき」との意見書をいただきました。

委員会の御意見を踏まえ、科学的知見に基づく健康施策の推進に資する研究並びに人材育成の拠点となる大学院大学の設置に係る基本構想を、本年度中に策定し2年後となる2021年4月の開学を目指して、着実に準備を進めてまいります。

 

望まない受動喫煙を防ぎ、県民の健康寿命の延伸を図る静岡県受動喫煙防止条例につきましては、飲食店における「禁煙」、「分煙」、「喫煙可」の表示義務を、本年4月1日から施行いたします。飲食店における表示を徹底するため、関係団体等と連携して、制度を幅広く周知するとともに、県内全域で巡回指導を行うなど、受動喫煙防止対策に積極的に取り組んでまいります。

 

がん患者の総合支援につきましては、これまでのがん患者の命を守る取組に加えて、患者の生活の質を向上するための支援を強化してまいります。

特に、若い世代のがん患者が、将来に希望を持ってがんと向き合い、健やかな生活を送ることが重要であります。このため、がん治療により妊娠する可能性が消失することを防ぐ、いわゆる妊孕性(にんようせい)の温存や、ウィッグなどの医療用補整具の購入に要する費用などを助成する制度を創設し、がん患者のクオリティ・オブ・ライフの向上を支援してまいります。

 


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