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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成31年2月県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成31年2月県議会定例会知事提案説明要旨2-8-1

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更新日:平成31年2月26日

県議会開会日の提案説明

平成31年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【2.平成31年度当初予算案と組織定数の改編の基本方針の1つ目「人づくり・富づくりのための重点的な取組」】

(8)世界の人々との交流の拡大

1.世界クラスの資源を活かした観光交流の拡大

 

政策の第8の柱は、「世界の人々との交流の拡大」であります。

 

はじめに、世界クラスの資源を活かした観光交流の拡大についてであります。

平成29年度の本県の観光交流客数は、1億5,648万人で、5年連続で過去最高を記録しております。来年度は、デスティネーションキャンペーンや、ラグビーワールドカップ2019(ニセンジュウキュウ)などにより、国内外から、さらに多くの来訪が期待されております。

この機を活かした効果的な誘客促進を図るため、DMOを核とした観光地域づくりを推進してまいります。

 

JRグループ、関係自治体、観光事業者などが一体となって取り組む、国内最大級の観光キャンペーン「静岡デスティネーションキャンペーン」につきましては、本年4月1日の開幕が、目前に迫ってまいりました。

明日14日には、私とJR東海静岡支社長、JR東日本横浜支社長が、県庁で共同記者会見を開催し、デスティネーションキャンペーン本番の取組を発表いたします。これを皮切りに、本県への誘客拡大に向けて、大々的なプロモーション活動を開始いたします。

また、キャンペーン期間中の春だけでなく、国内外の観光客が、四季折々に楽しめる旅行商品に磨き上げ、ラグビーワールドカップやアフターDCに向けた誘客につなげるとともに、キャンペーン終了後も戦略的な取組を継続できるよう、地域の人材育成や体制づくりに取り組んでまいります。

 

国内外からの来訪者の受入環境の整備につきましては、安心して快適に本県の魅力を楽しんでいただくため、多言語化や、ユニバーサルデザインによる受入環境の整備を進めてまいります。

英語をはじめ7か国語の対応が可能なコールセンターを設置するとともに、高齢者、障害のある方などが、安心して過ごせるよう、稼動式スロープや浴室用車椅子などのユニバーサルデザイン対応の備品を整備する宿泊施設などを支援する制度を創設いたします。本県を訪れる観光客の満足度を高め、再来訪や滞在時間の長期化につなげてまいります。

 

駿河湾フェリーにつきましては、世界で最も美しい湾クラブに加盟した駿河湾から、世界文化遺産富士山の姿を仰ぎ見ることができる、かけがえのない宝であります。また、フェリーを活用した人や物の交流は、本県の観光振興や経済にとって、大きな役割を果たしており、その経済波及効果は、年間21億円程度と推計されております。

フェリーの継続運航に向けた体制につきましては、これまで、財務や経営の専門的な見地から分析を行うとともに、環駿河湾地域の3市3町と協議を重ねてまいりました。その結果、当面は、県と3市3町で一般社団法人を設立し、駿河湾フェリーを共同運航していくことで合意いたしました。今後、法人の設立準備を着実に進め、本年6月1日から、新体制による運航開始を目指してまいります。

また、フェリー事業の収支につきましては、年間輸送人員20万人を達成すれば、全ての経費を料金収入で補うことが可能であります。このため、当面の目標を年間輸送人員20万人とし、県、3市3町、関係団体などが連携して利用促進に取り組み、地域一丸となって、駿河湾フェリーの運航を支えてまいります。

 


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