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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 令和元年6月県議会定例会知事提案説明要旨 > 令和元年6月県議会定例会知事提案説明要旨5-3

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更新日:令和元年6月26日

県議会開会日の提案説明

令和元年6月県議会定例会知事提案説明要旨

【5.多彩なライフスタイルの提案】
(3)リニア中央新幹線建設に伴う大井川水系の水資源等の保全

 

次に、リニア中央新幹線建設に伴う大井川水系の水資源等の保全についてであります。

リニア中央新幹線トンネル工事に伴う水資源や自然環境への悪影響を回避するため、「静岡県中央新幹線環境保全連絡会議」を設置し、専門家を交えた専門部会で、JR東海との対話を重ねてまいりました。

これまでの対話では、リスク管理や生物多様性の保存に関わる基本的な考え方など、JR東海の説明は、十分とは言えず、利水者や地域住民の皆様に納得し、安心していただける状態には至っておりません。

このため、専門部会における委員の現段階の意見を整理し、大井川利水関係協議会にも御意見を伺って「中間意見書」を取りまとめました。今月6日には、JR東海に、誠意ある回答を求めたところであり、南アルプスを源流とする大井川を、“命の水”とする利水者や地域住民の皆様に真摯に向き合い、納得いただける回答を期待しております。

また、13日には、リニア中央新幹線建設予定地の状況を確認するため、専門部会の委員、利水者や地元市町の皆様とともに現地を視察いたしました。

複雑な地質構造や貴重な生態系を有する南アルプスの自然環境、さらには、工事等に利用する道路の安全性が確保されておらず、流量も見た目には少ない状況も確認できました。

このような状況や中間意見書に対する回答を受けていない現段階では、本体工事の着手を認めることはできないと考えております。

引き続き、リニア中央新幹線トンネル工事に伴う水資源、自然環境への悪影響を回避するよう、全力で取り組んでまいります。

 


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