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更新日:令和2年9月29日
令和2年9月県議会定例会知事提案説明要旨【12.9月補正予算案の概要】
次に、9月補正予算案についてであります。 県税収入につきましては、7月末までの調定額は企業の生産活動や消費の落ち込み等により、前年同期比3.4%の減となっております。特に、主要税目である法人二税は、13.6%の減となり、大変厳しい状況となっております。また、年間の税収見通しにつきましても、当初予算額に対し大幅な減収になるものと見込まれております。このため、9月補正予算では、税収の大半を占める3月決算法人の確定申告が終了した法人二税など、現時点で減収が確定した、167億円を減額することといたしました。 今回の補正予算は、こうした厳しい財政状況の中での編成となりましたが、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すとともに、現下の雇用・経済環境を踏まえつつ、ウィズコロナ・アフターコロナ時代を見据えた新しい生活様式を実践するための経費について、国の交付金等も最大限に活用して編成いたしました。 具体的には、感染拡大防止策と医療提供体制の整備、生活者や事業者への支援、フジノミクスによる経済の活性化、ふじのくにライフスタイルの創出に必要な経費などであります。また、事業見直し等により、約24億円の減額を行い、財源の確保に努めたところであります。 その結果、一般会計補正予算の規模は28億700万円で、これを加えました本年度の予算の累計額は1兆3,952億5,400万円となります。 特別会計の補正は、国民健康保険事業特別会計ほか1件であります。 企業会計の補正は、工業用水道事業会計及び水道事業会計で、債務負担行為の追加を行うものであります。
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