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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 令和3年2月県議会定例会知事提案説明要旨 > 令和3年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-1

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更新日:令和3年2月26日

県議会開会日の提案説明

令和3年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【4.人づくり・富づくりの総仕上げ】
 (1)命を守る安全な地域づくり

 

基本方針の2つ目は、「人づくり・富づくりの総仕上げ」であります。

新ビジョンの8つの政策体系に沿って、御説明申し上げます。

政策の第1の柱は、「命を守る安全な地域づくり」であります。

 

県土強靭化の推進につきましては、近年の相次ぐ風水害や災害の激甚化を踏まえ、万全の対応を図ってまいります。

国では、昨年末、事業規模15兆円の「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を決定しました。本県では、これに呼応し、2月補正予算案に約495億円を計上し、今議会にお諮りしております。道路、河川、港湾施設等の機能強化、老朽化対策など県土の強靭化に集中的に取り組み、県民の皆様の生命と財産を守ってまいります。

また、県単独の取組として、国の5か年加速化対策と連携した緊急自然災害防止対策に取り組むほか、歩行空間のバリアフリー化や生活道路、観光道路の防草対策など「新しい生活様式」に対応した道路環境の整備、洪水浸水想定区域内に高齢者施設や緊急輸送路等がある河川、砂防施設の整備を緊急に実施してまいります。

 

早期避難の意識醸成につきましては、地震や津波はもとより、昨今、激甚化する風水害などの多様な災害から、県民の皆様の命を守るための基本であり、早急に取り組むべき課題であります。

このため、多様な災害において発生の前後にどう行動すべきかを、県民の皆様一人ひとりが、自分のこととして検討する「わたしの避難計画」の策定に向け、市町と連携して取り組んでまいります。また、各市町が、「わたしの避難計画」を活用して、住民の避難行動を把握し、避難所運営や被災者支援の充実等につなげるよう働きかけてまいります。こうした取組を通じ、地震・津波対策アクションプログラム2013の目標である犠牲者の8割減少を、2022年度末までに達成するとともに、風水害や土砂災害などに対しても早期に避難できるよう意識醸成を図ってまいります。

 

安全な生活と交通の確保につきましては、県民の皆様の安全で安心な生活を守るため、地域の犯罪情勢に即した効果的な犯罪抑止対策と地域との協働による自主防犯活動に加え、東京2020(ニーゼロニーゼロ)オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けたテロ対策を推進してまいります。また、警察活動の拠点となる大仁警察署の整備を進めてまいります。

令和2年の暦年ベースの交通事故発生状況につきましては、人身事故件数は20,667件と、前年に比べ4,435件減少となりましたが、死者数は108人と、前年を7人上回り、5年ぶりの増加となりました。交通事故のない安全な社会の実現を目指し、信号機や標識等の交通安全施設の整備に取り組むとともに、高齢者と子供の交通事故防止を重点として、横断歩行者保護に関する活動の推進や交通指導取り締まりの強化など、総合的な交通事故防止対策を推進してまいります。

 


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