• 総合トップへ
  • ふじのくに魅力情報
  • 音声読み上げ
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • ふりがな表示 ふりがな非表示
  • 組織(部署)から探す
  • Other language
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 令和3年9月県議会定例会知事提案説明要旨 > 令和3年9月県議会定例会知事提案説明要旨1

ここから本文です。

更新日:令和3年9月28日

県議会開会日の提案説明

令和3年9月県議会定例会知事提案説明要旨

【1.次期総合計画の策定】

 

ただいま提出いたしました議案の概要を御説明申し上げますとともに、当面する県政の課題について、所信並びに諸般の報告を申し述べます。

 

はじめに、次期総合計画の策定についてであります。

「静岡県の新ビジョン」は、2018年度から2027年度までの10年間を計画期間としており、本年度が、最初の4年間の基本計画期間の最終年度となります。これまでの取組を総括的に評価した上で、新たな計画を策定してまいります。

新型コロナウイルスによる未曾有の危機は、東京一極集中の是正を不可避なものとしました。大都市の過密構造そのものが感染リスクを高めており、分散型の国土形成が求められています。大都市中心から地方活躍時代へと、時代は大きな転換点を迎えております。こうした中、デジタル対応の遅れや、感染症に対する防疫体制の強化などが喫緊の課題となっております。また、地球規模の気候変動危機を背景に、脱炭素社会の形成に向けた取組が待ったなしの状況となっています。そのほか、急速に進む人口減少や少子高齢化、近年激甚化する風水害などの災害への対応、100年に1度ともいわれる経済社会の大きな変化などにも的確に対応していく必要があります。

こうした課題を踏まえ、次期総合計画では、基本理念として「富国有徳の『美しい“ふじのくに”』づくり」を維持しつつ「東京時代から静岡時代へ」と、時代の転換点に当たり本県が進むべき方向を明らかにいたします。そして、第一の柱を「新型コロナ危機を契機に東京一極集中の時代から地方活躍の時代へ」とし、第二の柱では、これまでの世界的な評価を踏まえ、「世界から見た静岡県」の視点で、Dreams(ドリームズ) come(カム) true(トゥルー) in(イン) Japan(ジャパン)の拠点を目指してまいります。第三の柱としましては、豊かな自然や地域資源に恵まれた本県を、世界に輝く「SDGs」のモデル県とすべく、環境と経済の両立する地域の形成を図り、持続可能な県土の成長を実現してまいります。

現在、これまでの基本計画を継承しつつ、ポストコロナ時代を見据えた戦略的な視点を加え、誰一人取り残さない、富国有徳の“ふじのくに”づくりを推進するための新たな総合計画の策定作業を進めております。

去る8月19日に、本年度の第1回目の総合計画審議会が開催され、現基本計画の総括的な評価と次期総合計画の骨子案について、委員の皆様に御審議をいただきました。この現計画の評価と次期計画の骨子案につきましては、本議会におきましても御意見をいただき、次期総合計画に反映させてまいります。

今後、県民の皆様からも幅広い御意見をいただきながら、本年度末までに、次期総合計画を策定し、“ふじのくに”づくりの総仕上げの道筋を明確化してまいります。引き続き、県議会の皆様の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 


より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?