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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 令和4年2月県議会定例会知事提案説明要旨 > 令和4年2月県議会定例会知事提案説明要旨3-5-1

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更新日:令和4年3月4日

県議会開会日の提案説明

令和4年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.人づくり・富づくりを具体化する取組】
(5)魅力の発信と交流の拡大

 

第5の柱は、「魅力の発信と交流の拡大」であります。

 

はじめに、スポーツの聖地づくりについてであります。

東京2020(ニーゼロニーゼロ)オリンピック・パラリンピック自転車競技大会、ラグビーワールドカップ2019(ニセンジュウキュウ)の両大会の成功を、レガシーとして未来に継承させるため、その推進役となる組織「スポーツコミッション推進本部」を、本年1月、県庁内に設置いたしました。

来年度は、推進本部を中心に、専門家の知見も加え、地域のスポーツ資源を活用した2つの先進モデル事業を実施してまいります。1つ目は、小笠山総合運動公園の機能を強化し、スポーツ大会や合宿の誘致による交流の拡大や、にぎわいの創出を促してまいります。2つ目は、日本サイクルスポーツセンターを核に、自治体、企業、サイクル愛好団体などの関係者と連携し、自転車競技大会の誘致や開催などに取り組んでまいります。これらの取組結果を検証した上で、官民連携のスポーツを核とした地域づくりを県内全域へ展開してまいります。

 

次に、文化・芸術の振興についてであります。

東京2020(ニーゼロニーゼロ)オリンピック・パラリンピック文化プログラムの成果を継承し、県民主体の創造的な活動の促進、文化芸術に触れる機会の提供、世界を視野に入れた文化芸術の創造・発信に取り組み、生涯を通して文化に親しめる地域社会の実現を図ってまいります。

本年1月、大井川鐵道の無人駅を舞台とした地域芸術祭「無人駅の芸術祭大井川」が、美術専門誌による「2022年注目の国際芸術祭ベスト6」に選定されました。こうした実績を積み重ね、地域のアートプロジェクトが県内各地域で展開されるよう、積極的に取り組んでまいります。今後も、アーツカウンシルしずおかを中心に、専門家による人材の発掘とその活動支援を進め、幅広い分野の担い手とアーティストとの連携を促進するなど、地域資源を活かした県民主体の創造的な活動を支援してまいります。

子どもが文化芸術に触れる機会の提供につきましては、これまで個々に実施してきた子どもを対象とした文化事業を「ふじのくに文化教育プログラム」として集約いたします。学校教育との連携を強化することで、広く文化芸術に触れる機会を提供し、子どもたちの豊かな感性を育んでまいります。

また、古来より東西交通の要衝であった本県には、各時代を通じて魅力ある文化財が多数あり、観光やまちづくりへの活用が期待されております。このため、地域の文化財をストーリーによりつなぎ、「しずおか遺産」として認定する制度を創設します。本県の貴重な文化財が、観光資源として地域の発展に資するよう、所有者や市町、関係団体等が一体となって利活用促進に取り組んでまいります。

今後は、スポーツコミッションとアーツカウンシルが両輪となって、スポーツの聖地と、文化芸術の花咲く地域を目指して、官民一体となって新たなレガシーを築いてまいります。

 


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