世界初斜張定着PC張弦桁橋あゆみ橋
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写真提供:沼津市建設部維持管理課
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伊豆の天城山にその源を発し、沼津市街を流れる狩野川の両岸、中央公園と香貫公園をつなぐ場所に、平成11年3月、歩行者と自転車のための橋が誕生し、歩行者の交通安全の確保と、利便性が向上しました。
主塔からシャープにのびる斜張ケーブル、見る人に圧迫感を与えないスリムな主桁、そして魅力的な曲線を描く桁下の張弦ケーブルが印象的なこの橋には、斜張定着PC張弦桁橋と呼ばれる世界初の新しい構造が採用されました。
沼津市街地の景観とも調和し、中央公園・香貫公園・狩野川緑地や遊歩道を一体化して水辺で憩う、ゆとりある空間が生れました。
住所:沼津市大手町
<橋の概要>
名称
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長さ
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幅
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備考
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あゆみ橋 |
178.13メートル
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7.8メートル
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歩行者・自転車専用 |
<斜張定着PC張弦桁橋>
斜張定着PC張弦桁橋とは、わかりやすくいえば、下図のように、橋脚ではなく、PC(プレストレストコンクリート)の斜張ケーブルで吊って支える構造のことをいいます。
資料:沼津市建設部維持管理課