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サクラエビは、日本一深い湾である駿河湾においてのみ漁獲の対象とされます。食品としては馴染み深いサクラエビですが、その生態に関しては不明な点が多く残されています。 飼育することにより生態の一端を解明しようと試みても、通常の表層海水ではサクラエビの飼育は困難でした。 表層海水を利用した試験では成体で30日、ふ化からは59日という飼育記録が最長でした。 そこで、水産技術研究所では、低水温性、清浄性等を特徴に持つ駿河湾深層水を飼育水に利用することにより、サクラエビの飼育を試みました。 その結果、採取日の平成19年10月14日から死亡日の平成20年5月9日まで207日間という成体エビの長期飼育に成功しました。 サクラエビの寿命は約15ヶ月ですので、一生の三分の一以上を飼育したことになります。 更に、卵からふ化した幼生を飼育したところ、平成20年9月9日から12月1日までの84日間生残し、飼育記録を更新しました。 今後は、今まで謎に満ちていたサクラエビの生態解明や、水族館における展示用、活魚・鮮魚のストックとしての利用等、駿河湾深層水の利用方法に期待が持てます。
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