中和抗体薬「チキサゲビマブ及びシルガビマブ」(エバシェルド)の登録医療機関

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1043637  更新日 2023年6月6日

印刷大きな文字で印刷

令和4年8月30日に特例承認された新型コロナウイルス感染症の中和抗体薬「チキサゲビマブ及びシルガビマブ」(以下、エバシェルド)の登録医療機関は下記のとおりです。

エバシェルドについて

エバシェルドは、ワクチン接種では十分な免疫の獲得が期待されない者が重症化することがないように発症抑制の目的で投与されます。

そのため対象者が下記のとおり免疫不全者など限定的になります。対象者にあたるか不明な場合は医師にご相談ください。

また、投与にあたっては手技料等として自己負担3,100円(税込)以下がかかります。

投与対象者

SARS-CoV-2による感染症に対するワクチン接種が推奨されない者又は免疫機能低下等によりSARS-CoV-2による感染症に対するワクチン接種で十分な免疫応答が得られない可能性がある者。なお、11歳以下の小児については対象としていません。

【参考】日本感染症学会「COVID-19に対する薬物治療の考え方第14.1版」より

  • 抗体産生不全あるいは複合免疫不全を呈する原発性免疫不全症の患者
  • B細胞枯渇療法(リツキシマブ等)を受けてから1年以内の患者
  • ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬を投与されている患者
  • キメラ抗原受容体T細胞レシピエント
  • 慢性移植片対宿主病を患っている、又は別の適応症のために免疫抑制薬を服用している造血細胞移植後のレシピエント
  • 積極的な治療を受けている血液悪性腫瘍の患者
  • 肺移植レシピエント
  • 固形臓器移植(肺移植以外)を受けてから1年以内の患者
  • 急性拒絶反応でT細胞又はB細胞枯渇剤による急性拒絶反応で最近治療を受けた固形臓器移植レシピエント
  • CD4Tリンパ球細胞数が50cells/μL未満の未治療のHIV患者

また、SARS-CoV-2による感染症患者の濃厚接触者ではない者に投与することとされています。

関連リンク

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部感染症対策局新型コロナ対策企画課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2982
ファクス番号:054-221-2261
c19taisaku@pref.shizuoka.lg.jp