ノロウイルスによる食中毒予防について

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ページID1033446  更新日 2023年1月11日

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ノロウイルスとは・・・

ノロウイルスは、冬場に発生する食中毒の中で最も多い病因物質です。

ヒトが感染すると、通常1~2日の潜伏期間を経て発症に至り、嘔吐、下痢、嘔気、腹痛、軽度の発熱等の症状を示します。

症状が1~2日続いた後に治癒すると言われていますが、高齢者や乳幼児など、抵抗力の弱い方では重症になることもあります。

ノロウイルスの感染経路

ノロウイルスを含む糞便が下水を通じて河川、海へ流れ、二枚貝類に取り込まれてウイルスが濃縮されます。(カキ等の場合は養殖場などで中腸腺に蓄積されます。)

そのノロウイルスを含む食品を人などが食べ、再び糞便が下水に流されるという、循環サイクルが環境中にできあがります。

このノロウイルスの感染経路は次の3つが考えられます。

  1. 濃縮されたカキなどの食品を生のまま、あるいは十分加熱調理せずに食べたとき。
  2. 調理する人が感染していて糞便から手を経由して食材や食品が汚染されていたとき。
  3. 家族や施設内などヒト同士の接触が多いところで、感染者の吐物や糞便を介してノロウイルスが直接感染したとき。

食中毒をさけるために

  • カキや二枚貝類に使用する調理器具はできるだけ専用とし、使用後は十分洗浄、消毒しましょう。
  • 貝等の食品と他の食品が触れないよう、冷蔵庫での保管などには十分注意しましょう。
  • トイレの後や貝類を取り扱った後は、手指の洗浄・消毒を十分行いましょう。
  • カキなどの二枚貝類の生食はできるだけ避け、十分に加熱調理(85℃で1分以上)しましょう。

このページに関するお問い合わせ

富士健康福祉センター
〒416-0906 富士市本市場441-1
電話番号:0545-65-2597
ファクス番号:0545-65-2288
kffuji-soumu@pref.shizuoka.lg.jp