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LGBTをはじめとする性的マイノリティが人口に占める割合は、10%程度と言われていて、左利きの割合とほぼ同じであり、身近な存在です。しかし、性的マイノリティに対する理解不足による偏見や差別により、社会生活の様々な場面で生きづらさや困難に直面しています。
性の多様性についての理解不足による差別や偏見をなくし、性的指向(どのような性別の相手に恋愛・性愛的な魅力を感じるか)や性自認(自分の性別をどのように認識しているか)にかかわらず、自分らしく生き、活躍できる社会を目指すことは、人権を尊重するとともに、多様性を尊重し、誰もが暮らしやすい社会を実現するために重要であると考えています。
そのため、県民の理解が一層促進されるよう、11月に性の多様性の現状と課題をテーマに、シンポジウムを開催する予定です。また、今年度中に県職員が率先して理解を深め、業務や職場において適切に行動するためのガイドラインを作成します。このほど、県庁内で、若手職員によるワークショップを開催し、職場内での課題や掲載内容の提案など活発な意見が交わされました。
さらに、性の多様性に関する相談窓口等の支援情報などを掲載したホームページの開設、性的マイノリティの方の社会参画や活躍を進めるため、関係団体や市町等と連携し、調査や勉強会等を通じて必要な行政サービスの在り方の検討を行うなど、性の多様性に関する県民の理解の促進を図り、性的マイノリティが抱える生きづらさや生活の様々な場面での困難を解消していくための取組を進めてまいります。
お問い合わせ
くらし・環境部県民生活局男女共同参画課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3122
ファックス番号:054-221-2941
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