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作り方の基本や、役立つツールをご紹介します。「やさしい日本語」の文書を作ってみましょう!
「やさしい日本語」の文書作成には、もともとの文書を「日本人にもわかりやすい簡潔なもの」にすることが必要です。
まずは、以下の資料を見ながら、わかりやすい日本語の文書にしてみましょう。
→「やさしい日本語の」文書をつくる前に(PDF:2,106KB)
<例:介護保険制度の説明(抜粋)>もともとの日本語の文書⇒わかりやすい日本語にしたもの
⇒
在留支援のためのやさしい日本語ガイドラインPart1(外部サイトへリンク):明治大学山脇ゼミ作成
在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン演習編ステップ1(外部サイトへリンク):出入国管理庁
わかりやすい日本語の文書ができたら、「やさしい日本語の手引き」を参考に、やさしい日本語の文書を作成します。
作成したあと、下記の点ができているかチェックしましょう。
1 |
一文を短くして、文の構造を簡単にする。 |
2 |
難しい言葉を避け、簡単な言葉を使う。 |
3 |
災害時によく使われる言葉や、知っておいたほうがよいと思われる言葉は、そのまま使う。その言葉の後に、かっこ書き〈〉で意味を補足する。 |
4 |
外来語(カタカナ語)はなるべく使わない。使うときは注意する。 |
5 |
擬態語や擬音語は避ける。 |
6 |
動詞を名詞化したものは分かりにくいので、できるだけ動詞文にする。 |
7 |
あいまいな表現は避ける |
8 |
二重否定の表現は避ける。 |
9 |
文末表現はなるべく統一する。 |
10 |
ローマ字は使わない。 |
11 |
時間や年月日を外国人にも伝わる表記にする。 |
12 |
漢字の使用量に注意する。全ての漢字にふりがなをふる。 |
13 |
文は、文節ごとに「分かち書き(余白を空けて区切る)」にして、言葉のまとまりを認識しやすくする。 |
14 |
絵、写真、図表などを使って分かりやすくする。 |
<例:介護保険制度の説明(抜粋)>わかりやすい日本語にしたもの⇒「やさしい日本語」にしたもの
⇒
在留支援のためのやさしい日本語ガイドラインPart2(外部サイトへリンク):明治大学山脇ゼミ作成
在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン演習編ステップ2(外部サイトへリンク):出入国管理庁
日本語の難易度を調べるツールが無料で公開されています。
出入国在留管理庁と文化庁が令和2年8月に作成したガイドラインです。行政文書でよく使う単語の「やさしい日本語書き換え例」も掲載されています。
お問い合わせ
くらし・環境部県民生活局多文化共生課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3310
ファックス番号:054-221-2642
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