インフラ支援団　モンゴル国ドルノゴビ県へ！

　静岡県とモンゴル国ドルノゴビ県は、平成23年7月に友好協定を締結し様々な分野で交流が進んでいます。

　友好協定の締結から12年目を迎える今回は、増井副知事を団長とする副知事団と、私と生活排水課職員によるインフラ支援団とに別れ現地を訪問しました。

　現地では、本県で研修を積んだ技術者達に再会しました。特に研修を受け、技術者として下水道分野で活躍する姿を確認することができ、本プロジェクトの大きな成果として、副知事から賞賛をいただきました。

技術者からは、処理場の運転等に関する多くの質問を受け、今後も静岡県からの支援を待ち望む声がたくさん寄せられました。

　道中、今年7月に発生した豪雨の被害を各所で目の当たりにし、雨の少ないモンゴルの地においても豪雨災害が発生するなど、全世界にもたらす異常気象の脅威を改めて感じたところです。

別の要因として、近年の目覚しい経済発展に治水等のインフラ整備が立ち遅れているのかもしれません。下水道分野に限らず、治水などの防災を含めたまちづくりの基盤となる、インフラ整備全般の支援を考えてもよいのではと感じました。

　引続き友好関係を深めながら、交通基盤部としてできるかぎりの技術支援を継続していきたいと思います。