(2)物価高騰対策
令和4年12月県議会定例会知事提案説明要旨
【1.喫緊の課題への対応】
(2)物価高騰対策
次に、物価高騰対策についてであります。
食料や原材料、エネルギーなどの価格高騰が長期化し、県民生活や事業活動に大きな影響を及ぼしております。ロシアによるウクライナ侵略や急速な円安など社会経済情勢の先行きが不透明な中、県民や事業者の皆様の活動をしっかりと支えるため、追加の対策を12月補正予算案に計上し、当初予算やこれまでの補正予算と合わせ、一体として物価高騰対策を進めてまいります。
農業者や漁業者、医療機関の燃料費等の負担軽減を図るほか、中小企業の価格転嫁の取組や、NPOのコスト削減の取組等への支援、農林水産物の販売促進策の拡充を図るなど、幅広い分野の事業者に対し、支援を行ってまいります。
これに加え、食材価格上昇などの影響を受けている子ども食堂の負担を軽減することにより、生活に困窮する子育て世帯等を支援してまいります。
さらに、国が10月に策定した「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」に対応するための補正予算案を本議会に追加提出する準備を進めております。
県民や事業者の皆様が、長引く物価高騰の影響を乗り越えていけるよう、個々の実情に応じたきめ細かい支援に、しっかりと取り組んでまいります。