(1)地震・津波対策 第6回緊急消防援助隊全国合同訓練
令和4年12月県議会定例会知事提案説明要旨
【2.県政の概要】
(1)地震・津波対策
第6回緊急消防援助隊全国合同訓練につきましては、南海トラフ地震の際の迅速かつ的確な広域受援体制の確立を目指し、先月12日と13日の2日間、総務省消防庁と合同で実施いたしました。当日は、全国から、過去最大規模となる約700隊に及ぶ緊急消防援助隊や、自衛隊、警察、海上保安庁、TEC(テック)-FORCE(フォース)、災害派遣医療チームDMAT(ディーマット)等の関係機関が集結いたしました。富士山静岡空港西側県有地をメイン会場に、遠州灘海浜公園や下田市武ガ浜(たけがはま)など、県内6会場において、大規模地震・津波災害発生後の部隊の展開、負傷者や津波漂流者の救出、航空搬送拠点臨時医療施設(SCU(エスシーユー))の開設、ヘリによる広域搬送など、様々な訓練を実施し、相互の連携体制等について確認いたしました。この訓練の成果と課題を検証し、大規模災害時におけるより効果的な本県の受援体制の構築を図ってまいります。