職種ごとの業務紹介(心理)

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ページID1032715  更新日 2024年3月25日

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主な仕事

児童やその家族に対する心理アセスメント、カウンセリング等の仕事に携わり、相談対象者等の健全な成長、生活を支援します。

心理診断

写真:心理診断

各種心理学的検査、面接、観察等を通じて、相談対象者やその家族の心理アセスメントを行い、支援方針の決定に必要な客観的情報の提供を行います。また、知的障がい児・者の療育手帳等の判定を行います。

主な所属

【出先】

  • 児童相談所(賀茂・東部・富士・中央・西部)
  • 知的障害者更生相談所(賀茂・東部・富士・中央・西部)
  • 女性相談センター
  • 精神保健福祉センター
  • 吉原林間学園(児童心理治療施設)

心理学的面接

写真:心理学的面接

相談対象者、保護者、関係者等からの相談を受け、心理療法、カウンセリング、助言指導等を行い、問題解決に向け、直接的、間接的に支援を行います。

主な所属

【出先】

  • 児童相談所(賀茂・東部・富士・中央・西部)
  • 知的障害者更生相談所(賀茂・東部・富士・中央・西部)
  • 女性相談センター
  • 精神保健福祉センター
  • 吉原林間学園(児童心理治療施設)
  • 三方原学園(児童自立支援施設)

心理学的地域援助

写真:心理学的地域援助

各種連絡会、ケース会議等へ出席し、心理学的立場からケースへの助言を行います。また、関係機関等へのコンサルテーションを行ったり、地域に対して予防、啓発活動を行ったりします。

主な所属

【出先】

  • 児童相談所(賀茂・東部・富士・中央・西部)
  • 知的障害者更生相談所(賀茂・東部・富士・中央・西部)
  • 精神保健福祉センター

福祉施設での入所者への援助

写真:福祉施設

施設に入所している子ども、利用者の生活のケア、心理療法等を行います。

主な所属

【出先】

  • 吉原林間学園(児童心理治療施設)
  • 三方原学園(児童自立支援施設)
  • 磐田学園(福祉型障害児入所施設)

注)いずれの所属でも週1回程度の宿直があります。

行政部門での専門職としての業務

専門職として、児童福祉行政における施策や業務及び職員のメンタルヘルスに関する業務等に関わります。

主な所属

【本庁】

  • 健康福祉部こども未来局こども家庭課
  • 経営管理部行政経営局健康指導課

採用後の代表的な異動パターン

異動の目安は、3~5年で、児童相談所、福祉施設等を経験します。

先輩からのメッセージ

児童相談所に多くの心理職員が配属されていますが、病院や学校臨床と違い、生活の中まで介入していくことも多く、臨床の最先端だといえるかもしれません。そのため、大学で学んだ心理学よりも、より実践的な力が求められ、日々研鑽をしていくことになると思います。しかし、一般的には一人職場が多い心理職にあって、県の心理職員の場合、先輩や同僚も多く、周囲に相談しながら、そして、スーパービジョンを受けながら業務に取り組むことが可能です。また、児童福祉分野だけでなく、こころの病を持つ方、DV被害、女性等、配属先によって相談対象者は様々であるため、幅広い経験を積むことができます。

行政職をはじめとする他職種の職員と職場を共にすることが多く、また、事業の企画、運営を行うこともあるため、狭い分野の専門性に偏らず、バランスのとれた感覚や力を身につけられることもメリットです。言い換えれば、業務は臨床活動だけではないため、公務員として必要な力も同時に要求されます。臨床に限らず、いろんなことに取り組めるチャンスがあるのが県の心理職員だと思います。柔軟性のある方、ぜひ一緒に働きましょう。

施設に配属になれば、宿直勤務や土日勤務もあります。生活場面での支援も行います。一般的な心理職員のイメージと違うため、「こんなはずじゃ…」と思うこともあるかもしれません。しかし、生活場面の支援を行うことは、経験に根ざした助言や相談対象者の生活に即した具体的支援が提供できるようになる等、臨床場面でとても役に立ちます。

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このページに関するお問い合わせ

人事委員会事務局職員課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2275
ファクス番号:054-254-3982
shokuin@pref.shizuoka.lg.jp