職種ごとの業務紹介(児童福祉)

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ページID1032718  更新日 2024年3月25日

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主な仕事

児童相談所のケースワーク、児童福祉施設での入所児童の自立促進や生活指導等の仕事に携わり、児童や知的障がい児の福祉の向上を図ります。

児童相談

児童相談所において児童に関する様々な相談に応じ、児童や家庭に対して助言・指導等の支援を行います。

増加傾向にある児童虐待相談への対応も重要な業務です。

市町児童福祉担当課等と協力し、要保護児童とその家族を支援します。

主な所属

【出先】

児童相談所(賀茂、東部、富士、中央、西部)

子どもの保護・育成・指導

  1. 虐待等の理由により家庭から一時的に分離する必要がある場合、生活の場や保護者が不在等で保護が必要な場合など、児童相談所が児童を必要に応じて一時保護し、行動観察や生活指導を行います。
  2. 増加傾向にある被虐待児童のうち、心理治療の必要がある児童や家庭や社会(学校)での対人関係の歪み等により社会生活への適応が困難となった児童に対する生活指導を行い、社会適応力の向上や自立を支援します。
  3. 不良、非行行為のある、またはそのおそれのある児童や、家庭環境その他環境上の理由により、生活指導等を要する児童に対して、個々の児童に必要な指導を行いその自立を支援します。寮単位での生活指導が基本となります。

主な所属

【出先】

  1. 児童相談所一時保護所(2か所)
  2. 吉原林間学園(児童心理治療施設)
  3. 三方原学園(児童自立支援施設)

注)1~3いずれの所属でも週1回程度の宿直があります。

知的障がい児の育成・指導

知的障がい児のうち、親元を離れて訓練や指導を受けることが将来的な自立のために必要な児童を支援します。施設入所児童の多くが隣接する特別支援学校(小・中学部)に通学しています。

主な所属

【出先】

磐田学園(福祉型障害児入所施設)

注)週1回程度の宿直があります。

女性相談・配偶者暴力相談

女性相談センターにおいて、要保護女子の相談・調査・指導・保護等を行います。

主な所属

【出先】

女性相談センター

企画・調整等

児童相談所や県立児童福祉施設に関する企画・調整等の業務を行います。

主な所属

【本庁】

健康福祉部こども未来局こども家庭課

業務の様子

写真:電話

写真:面接

採用後の代表的な異動パターン

異動の目安は3~5年で児童相談所、児童福祉施設(児童相談所一時保護所を含む)等を経験します。

先輩からのメッセージ

一口に「児童福祉」と言っても仕事で関わりを持たせていただく県民の方(利用者)は様々です。施設等では2~3歳の幼児や小中学生、知的障がい児など、年齢幅も障がいも個性もそれぞれ違います。

児童相談所では、生後間もない赤ちゃんに関する相談を受けることもありますが、相談者は子どもではなく子どものことで困っている保護者であることが多いです。

様々な方に関わるということは、求められる知識・スキル・専門性も多岐にわたるということですが、今は全てを持ち合わせている必要はありません。それは私たちと一緒に働く中で身に付けていきましょう。

今必要なのは支援を必要としている方々に何かを提供したいと願う気持ちと情熱です。児童福祉職の仕事は、対人援助サービスなので、サービス業である公務員の仕事の中でも特に醍醐味を感じられると思います。

施設に配属になれば、宿直勤務や土日勤務もあります。でも土曜・日曜に仕事をしたということは、その分平日が休日になります。平日の休日には行楽地や観光名所に出掛けましょう。空いていて得した気分を味わえます。これは児童福祉職の特典です。

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このページに関するお問い合わせ

人事委員会事務局職員課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2275
ファクス番号:054-254-3982
shokuin@pref.shizuoka.lg.jp