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ホーム > 緊急・危機管理情報/県内気象情報のご案内 > 新型コロナウイルス感染症についてR30119 「知事記者会見」

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更新日:令和3年1月19日

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県民の皆様へ 川勝知事からのメッセージ(1月19日)  

 

 県民の皆様方に、これに関わる目下私どもの知っている情報と今後の対応について申し上げたく存じます。

 まず、1月18日、昨日でございますけれども、厚生労働省から、「新型コロナウイルス感染症の患者等について、国立感染症研究所で検査したところ、イギリスにおいて報告された変異した新型コロナウイルス感染症変異株が3例確認された。」という発表がなされました。これら3名の患者さんは、居住地が静岡県です。そして英国滞在歴はありません。また、英国滞在歴のある患者さんとの接触歴も目下のところ確認されておりません。そこで、静岡県内で発生した3人の変異株の感染者につきましては、濃厚接触者は特定されております。

 そして、この3人の患者さん、感染者の方々が不特定多数の接触をされたという事実は確認されておりません。変異株ではございますけれども、個人の基本的な感染防止対策はこれまでと変わらないということでございますので、特別の追加的な行動制限は行う必要はないということでございます。ともあれ、これは新しい事象でございます。また、情報もまだ完全に得られているわけではありません。不足しておりますことから、国のモニタリング等による追加的情報が明らかになるまでの間は、当面の緊急対応として、感染防止対策をこれまで以上に徹底していただくとともに、また医療提供体制をさらに強化する必要があるということであります。

 

 この英国由来の変異株について申し上げますと、この英国由来の変異株につきましては、日本での発生例が少ない、40例余りだというふうに承知しておりますが、感染特性に関する情報がそれゆえに限られているということでございます。イギリスの事例ではありますけれども、重症化率が高まるかについては不明ではありますけれども、これまでのものよりも感染力が高いとされております。すなわち、うつしやすい、また、うつりやすいということが報告されております。

 日本でも、もし同様の傾向があるとすれば、これまでよりも感染力が高いので、感染者数の増加が加速して、それが入院者数、また死者数の増加の加速につながらないとも限らないということです。感染が爆発的に増加いたしますと、あっという間に短期間で医療提供体制が崩壊に至ります。コロナ患者のみならず、通常の医療においても救える命が救えなくなる可能性もあります。もし、こうしたことになりますと、医療非常事態宣言のようなものも出さざるを得ない状態になります。

 このため、これまで以上に県民の皆様お一人おひとりに感染防止対策を徹底していただきまして、感染者数を抑制するとともに、同時に医療提供体制をさらに強化する必要があります。「感染拡大緊急警報」を発出した背景が以上のものでございますけれども、目下の静岡県の現況を申し上げますれば、1月18日現在、すなわち昨日現在の病床の占有率は県全体で46%、46.3%です。ただし、東部においては67.4%です。厳しい状況が続いております。ここ数日は、1週間前と比べますと、新規感染判明者が減少しております。そのことは人口10万人あたりの1週間の新規感染判明者が15名を下回っているというところに表れております。ただし、高い状態は続いておりまして、これが医療提供体制への負担を増加、増大させているということです。

 先程申しました、この変異株の日本国内での感染特性はまだ明らかではありません。仮にイギリスの事例と同様に変異株の感染力が高い場合は、これまでと同じ行動では、感染者数の増加が加速しかねない。また、医療提供体制の危機となりかねないということであります。

ともあれ、感染力が高いとしましても、感染しやすい行動あるいは感染しやすい場面というのは同じであります。正しく恐れ行動することが重要です。もっとも重要な感染防止策は、感染リスクの高い行動を回避することです。これをこれまで以上に徹底して行うということであります。よって、そうしたことを踏まえまして、本日「感染拡大緊急警報」を発令することといたしました。

 

 県民の皆様には、これまでの感染拡大防止の御努力には感謝を申し上げます。その上で、感染防止対策をより一層徹底するため、1月14日に発表いたしました、8つの行動の徹底がございますが、それを再度強くお願いしたく存じます。1つ1つ申し上げますと、

 1つは、3密を避けるということです。これは基本的な感染防止対策でございます。

 2つ目は県境を越えた移動は自粛するということでございます。これは県外からお越しになる方もいらっしゃいます。そういう訪問者に対しましても、自粛を要請したい。緊急事態宣言地域への通勤・通学者は移動の7割削減を目指していただきたいと存じます。

 3目といたしまして、県内におきましても不要不急の外出は控えてください。できる限り外出機会を減らしてください。

 4つ目、人と2m以内に接する場合は、必ずマスクを着用してください。

 5つ目、これは御家族に関わることですけれども、同居の家族以外については、飲食店だけでなく、職場の休憩室なども含め、会話をしながらの食事はしない、いわゆる会食は行わないということでございます。

 御家庭におきましては、高齢者など重症化しやすい方がいらっしゃる御家庭もございましょう。そうした、重症化しやすい高齢者がいらっしゃる家庭では、家庭内感染を避けていただくために、同居家族であってもマスクの着用、あるいは食事を別にして食べるという感染防止対策をとることが重要です。

 7つ目、これは飲食店に関わることですけれども、最近のクラスター発生店舗におきましては、なぜそこでクラスターが発生したかといいますと、感染防止対策が徹底されていなかったということで、これを認識していただきまして、飲食店等におかれましては、改めて、各業種組合が作っておられるガイドライン等に基づきまして、感染防止対策を徹底してくださるようにお願いしたい。

 それから、今、受験シーズンでございます。最後、受験シーズンの中、外出せざるを得ない受験生におかれては、感染防止対策を徹底してください。

 

 今、申しました中でとりわけ大切なのが、会話をしながらの食事でございます。これはですね、いわゆる会食の回避は十分ではありません。当分の間、会話をしながらの食事というのはですね、避けてくださるように、意識的に徹底をしていただきたいと存じます。特に、家族・親族間、友人間、あるいはですね、お酒を飲んでいる時は感染防止対策がどうしても甘くなりがちです。ですから、余計にこれは注意してくださる必要がございます。もう少しかみ砕いて申し上げますと、感染していても無症状の人、あるいは発症前2~3日間は、感染力がある人から、本人も相手も知らずに、知らず知らずの間に感染が拡がるということがございます。静岡県におきましては、首都圏と異なり、家庭内あるいは職場内あるいは友人等々、感染者と知らずに会食したことによる感染が拡がっているということに御留意いただきたいと存じます。

 

 家族間、親族間あるいは友人間、職場内同僚間ではですね、感染防止対策がどうしても、お互い知っているということで甘くなりがちです。特に若い人たち、また、独身でですね、外食をせざるを得ない人もいるに違いない。また、友達と一緒に食事をしたりということもあるでしょう。そうしたことがおそらく原因で、20代・30代の方たちの感染者の割合が増えております。ですから、若い成人の方たち、また対人交流が活発な人々が感染し、家族、友人に拡がっているという事例が多いので、ここはですね、お一人おひとり慎重な行動が大切です。それはなぜか。大切な家族、友人を感染から守るためです。医療提供体制を維持するためです。これは、救える人の命を救うためであります。

 皆様方、特にですね、お一人おひとりの行動がこれら命を救えるということになります。また、今、お正月あるいは年末、この休日を返上して、介護にあたっている、救護にあたっておられる医療従事者がいらっしゃいます。この人たちの献身的な奮闘を支えるためにも、また医療関係者の負荷を減らすためにも、是非ともこのような感染につながりかねない行動は厳に慎んでくださるようにお願いを申し上げます。

 

  医療提供体制の強化につきましては、もうすでに「県内での感染拡大を踏まえた今後の対応方針」で医療提供体制の確保にお示ししました取り組みが今、進められているところではございます。

 検査につきまして、厚生労働省によりますと、「現時点では、変異株の面的な広がりがあるとは考えていない。静岡県の地域で確認されており、引き続きモニタリングを強化したい。」というふうにいわれております。私ども静岡県といたしましても、国並びに国立感染症研究所が行うモニタリングの強化に協力をいたします。それとともに、今後とも積極的疫学調査、またPCR検査、さらに抗原定量検査等を実施いたしまして、感染の連鎖を抑え込みたいと考えております。

 こうした中でですね、まだ中々にはこの誹謗中傷・差別的対応これを御一緒に止めていきましょう。現時点での変異株の感染者につきましては、濃厚接触者が特定されております。したがって、この方々から感染が拡がる可能性はありません。変異株の感染者を特定する行動だとか、感染された方や医療従事者への、心無い誹謗中傷、あるいは差別的対応という行為は厳に慎む、決して行わないようにしてください。

 

 我々、今一致団結する必要があります。県民の皆様には、精神的にも経済的にも大きな影響が出ております。しかし、東西両方の隣県に緊急事態宣言が発出されております。そうした厳しい地域に挟まれているのが本県でございますので、さらにまた今回、英国由来の変異株が発生したということも確認されましたので、県民の皆様の不安が増幅しているのではないかと恐れております。

 本県は何としてもこの爆発的な感染拡大を抑制しなければなりません。変異株ではありましても、個人の基本的な感染防止対策はこれまでと変わりません。先程、8つを申し上げました。特に会食は控えるということでございますが、必要なことは、対策をより徹底することであります。変異株についての追加的な情報が明らかになりますと、それはその都度、皆様方に御提供申し上げます。そうした情報が手に入りますあいだ、まずは、県民の皆様が一致団結して、この危機を乗り越えていく必要があります。是非、御協力をお願いいたします。

 

 県といたしましては、変異株に関する情報収集に今努めております。随時、迅速かつ適切な対応を取って参るものでございます。以上、申し上げました。

 

令和3年1月19日  静岡県知事 川勝 平太


 

お問い合わせ

危機管理部危機対策課

〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3601

ファックス番号:054-221-3252

メール:saitai@pref.shizuoka.lg.jp

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