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ホーム > 緊急・危機管理情報/県内気象情報のご案内 > 新型コロナウイルス感染症についてR201127 「知事記者会見」

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更新日:令和2年11月30日

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県民の皆様へ 川勝知事からのメッセージ(11月27日) 

  緊急メッセージを読み上げます。本県における感染拡大を踏まえた緊急メッセージであります。

  本県の1週間当たりの感染者数は、毎週水曜日までの1週間の単位で、先週は249名、今週は338名となり、特に静岡市、浜松市などでクラスターが頻発しており、感染拡大に歯止めがかかっておらず、大変憂慮しております。静岡県感染症対策専門家会議の委員の2/3に当たる先生方からは、本県の医師数が少なく医療提供体制が限られていることから、早めに、本県の感染流行期を「感染まん延期・中期」、国の感染警戒区分「ステージⅢ」相当にすべきであるとの御意見を賜りました。県の感染症対策専門家会議の委員の皆様は、県の病床の占有率が50%近くになっているという事実から、医療提供体制のひっ迫状況を強く懸念されております。医師の先生方の御懸念はもっともであるといえます。

 一方、感染状況や医療提供体制は地域によって異なりますので、地域の実情に応じた評価が重要であります。よって、静岡県独自の判断基準に基づき、この度は感染状況を判断したいと思います。本県の医療提供体制は、一週間の病床占有率が50%近くになり、「感染まん延期・中期」の目安でありますところの、「現時点での確保病床の25%以上」というのを大きく上回っています。医療提供体制の確保が何よりも重要ですので、本県の感染流行期を「感染まん延期・中期」に引き上げるということにいたしました。

 11月25日の新型コロナウイルス感染症対策分科会の政府への提言では、現在の感染拡大を沈静化させるために感染拡大防止対策が示される一方、仕事・授業・受診等感染リスクの低い活動を制限する必要がないことも併せて呼び掛けるよう提言されております。本県では、こうした方針を踏まえ、県感染症対策専門家会議の助言の趣旨を十分に踏まえて、感染拡大防止と医療提供体制の確保に向け、メリハリの利いた感染防止対策と県民へのメッセージを行います。

 地域別の感染者数では、静岡市と浜松市とが圧倒的な多数となっております。特に静岡市の最近のクラスターの頻発には大変な危機感を持っております。本県の警戒区分は、全県を俯瞰して見ますと、レベル4「県内警戒・県外警戒」にありますけれども、静岡市と浜松市はレベル5「特別警戒」相当であると認識しております。今後、静岡市と浜松市と密接に連携をとりながら感染リスクを踏まえた感染拡大防止対策に取り組みますが、何といいましても医療提供体制の確保を最優先にしてまいります。感染拡大を抑止して本県の医療提供体制を守れるかどうか、今が大変重要な局面にあります。本日から12月20日(日)まで、これから約3週間を集中対策期間と位置づけまして、県民の皆様、また事業者の皆様に、感染防止対策の徹底を切にお願いするものであります。

 パネルをここでお見せ申し上げます。御覧くださいませ。飲食店55.6%、病院高齢者等というようにございますけれども、対策の実施に当たりましては、感染の発生状況、すなわち、どこでどういう形の感染が発生しているのかを考えることが重要です。感染には散発的発生とクラスター発生の2つがございます。両者は独立しているものではなくて、クラスターの起点は散発的な発生による感染者である可能性が高いわけですが、したがって、両面的対策が必要です。

 まずは、クラスターの発生状況ですが、このパネルにございますように県内の発生場所は歌唱や接待を伴う飲食店のクラスターが56%、半分以上を占めております。この大半がカラオケ店、接待を伴う飲食店と想定されております。このほか、病院・福祉施設での発生の割合も高くなっています。ともあれ、このことからカラオケ店、接待を伴う飲食店、福祉施設、病院についての重点的な対策が必要であると。とりわけ、起点になっている可能性の高いカラオケ店と接待を伴う飲食店への対策を強化するということが必要です。

 もう1つの別のパネルを御覧くださいませ。色分けてございます。赤は100人以上、橙色が100人以下、黄色が50人以下、そして、緑色が10人以下、紫色が5人以下、そして水色が1人ということで、白が0ということでございます。明確に地域差があることがお分かりいただけるかと存じます。全体の数を示しているものであります。浜松市が465名、静岡市が、これ、ちょっと前の数字ですね。現在、おそらく両方とも400人、静岡市が404名、浜松市は494名だったと存じますけれども、ともあり、この全体の色分けは変わりません。これは、市町村別に人口10万人当たりで見ますと、静岡市・浜松市・伊豆市・熱海市・伊東市が高く、静岡市について見ますと、人口10万人当たり20人となっています。逆に川根本町で感染者は出ていません。このように、分布を考慮しながら対策を講じることが必要であるということでございます。この図は、ホームページで簡単に見ることができます。毎週皆様方に新しい図を提供しております。

 まず、クラスターを発生させない、拡大させないという対策が徹底されねばなりません。
 歌唱、接待を伴う飲食店などで発生したクラスターの原因は、マスクを着用せずに歌唱をする、あるいは会話をするなど、遵守するべき感染防止対策が不十分であったことが主な原因であることが分かっています。県民の皆様には、感染防止対策が徹底できていない箇所、あるいは接待を伴う飲食店への訪問を控えてくださるように、切にお願いしたいと存じます。特に、静岡市内のカラオケを伴う飲食店でのクラスター発生が顕著となっておりますので訪問は控えてくださるようにお考えいただきたいと存じます。その他の地域を含め、強く警戒していただくようにお願いをいたします。歌唱、接待を伴う飲食店では、業種別のガイドラインがございますので、このガイドラインによる感染防止対策の徹底を改めてお願いするものです。また、お客様のマスク非着用、マスクを着用しないでの歌唱とか会話はできないのだということを徹底するために、店の入口あるいは店内への注意喚起の貼紙、お客様への声掛けなどをお願いいたします。また、接触確認アプリCOCOAの活用をお客様にも働きかけていただきますとともに、名簿の管理など可能な限りの対策をお願いいたします。

  次に、「事業者や会社等における感染防止対策の徹底」についてです。
各業種組合の感染防止対策ガイドラインがございますが、このガイドラインを再度徹底していただきますとともに、「感染リスクが高まる5つの場面」を従業員の皆様にも御周知していただくようにお願いを申し上げます。

 寒冷期にこれから入ってまいりますが、既に寒くなりましたが、小まめな換気を励行してください。

 年末年始に向けましては、休暇の集中により密になることが多くなりがちですが、そういうことが無いように、休暇の分散に御協力をお願いいたします。また、「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」等をしていただきまして、飲酒の機会における従業員の感染防止を徹底してくださるようにお願いいたします。

  飲食店の皆様には、1テーブル4人以下となるように対策の徹底を既にお願いしたところでございます。県内飲食店約3万5店舗ございますけれども、35,000のこの店に、個別に郵送で文書を発送してまいります。先週末から準備をしてまいりまして来週中には全てのお店に届くと存じますけれども、その対策の実施をお願いいたします。

 パネルを掲出いたしますので御覧くださいませ。
 県民の皆様、また本県の社会・経済活動や医療提供体制を守るためにお一人おひとりの感染防止の徹底を改めてお願いするものです。
「外出時や会話時のマスクは着用する」、「こまめな手洗いを徹底する」、「人と人との距離を保つ」、「適切な換気を実施する」これらを徹底してください。

 また、もう1つ別のパネルを御覧くださいませ。
 会食の際には、「飲酒は少人数・短時間」、「席の配置は斜め向かい」、「ガイドラインを遵守したお店で」等々、感染リスクを減らす工夫をしてください。特に、1つのテーブルに5人以上の飲食というのは、経験上、大声になったり、感染リスクが高まりますから、原則4人以下での飲食をお願いするものです。また、食べる時は黙々と食事を楽しんでいただきまして、会話をするならマスクをしていただいて、テーブル間での大声での会話、またテーブル間の移動は行わないようにしてください。できれば同居している家族での会食をお勧めいたします。

  本日の警戒レベルを改めて発表いたします。警戒レベル4は「県内警戒、県外警戒」というものでございます。ただし、静岡市、浜松市は警戒レベル5、特別警戒相当であります。北海道、東京、愛知、大阪、沖縄など、人口集中地域を中心に感染拡大に歯止めがかかっておりません。深刻な状況です。移動に際しましては、訪問先の感染状況を御確認の上、特に慎重な行動をお願いいたします。

  次に、検査体制の強化でありますが、医療施設や社会福祉施設など、医療提供体制の確保や感染により重篤化しやすい方々に配慮し、感染拡大を未然に防ぐためにお1人でも患者が発生した場合には広範囲な検査を実施することにいたします。また、抗原定量検査による検査体制を更に充実し、12月上旬から運用を開始いたします。

 病床の確保につきましては、「感染まん延期・中期」を見据えた病床数の確保を推進いたします。また、軽症者、無症状者の方々の宿泊療養施設への移行を進めまして、医療提供体制への負担の軽減にも繋げてまいりたいと考えております。併せて、宿泊療養施設の収容可能人数を拡大いたします。

 静岡県は、県民の皆様の御努力により健康度が高いということもございまして、平時におきましても人口10万人あたりの病床数をはじめ、医療提供体制が他の地域と比べまして低い状況にあります。今回の危機に際しましても、新型コロナウイルス感染者用の病床数の確保に努めてはおりますけれども、病床数はそれを支える医療従事者が必要であります。このため、容易に病床数を増やすことは出来ませんので、病床占有率が50%近くなり、医療従事者の方々に負担がかかっていることを十分に御認識頂きたいと存じます。県といたしましては、病床の確保の増加に努力してまいりますけれども、県民の皆様におかれましても、本県の医療提供体制を守るためにお一人おひとり、感染防止の徹底を改めてお願いするものであります。

  県民の皆様には、感染防止対策の徹底を強くお願いいたしましたが、警戒レベル5相当であっても、仕事や学校の活動、通院、買い物など感染リスクが相対的に高くない活動を必要以上に控える必要はありません。くれぐれも注意してお過ごしくださるようにお願いを申し上げます。以上、緊急メッセージでございました。

  続きまして、先程軽症者療養施設の確保について努力するということでございましたが、これに関わる新しい情報です。新型コロナウイルスの軽症者等が療養するための宿泊施設につきまして、西部地区に新たに浜松市にある「リッチモンドホテル浜松」と施設の提供に関しまして合意致しました。御報告申し上げます。この施設は11階建て213室ございます。看護師等をここに配置いたしまして、24時間体制で運営してまいります。受入開始は、12月中旬から下旬を目標に今、準備を進めております。これによりまして軽症者の方たちが療養する施設は、4つの施設となり、計592室となりました。目標としておりましたのが450室でございましたので、それを上回ることになったということで、とりあえず安堵しております。医療機関の病床がひっ迫しておりますので、軽症者療養施設を有効に活用いたしまして、医療体制の維持に努めてまいります。以上、軽症者療養施設の確保についてでありました。

  御関心のあるGoToEatキャンペーンの食事券の件についてでございますけれども、新規販売を停止するという内容でございます。
 本県では、感染拡大の深刻化を踏まえまして、12月1日から静岡県商工会議所連合会、静岡県商工連合会等が農林水産省から受託し、コンビニエンスストアや郵便局等で食事券の販売を一時停止することにいたしました。12月1日からです。なお、既に発行済みの食事券、また獲得されたポイントは、引き続き御利用可能です。また、これは本県の感染拡大の進展により、来店促進効果のあるGoToEatの食事券の総量を抑制するために新規発行を一時停止するものであります。感染状況が落ち着いた段階では、販売は再開できると。落ち着いた段階で販売を再開するということで、さし当たって停止するということであります。既に購入された食事券の利用期限は、来年、令和3年3月31日までとなっております。利用期限にはまだ十分な余裕がございますから、どうか今すぐ急いで利用するというようにしないでですね、感染拡大リスクが小さい同居の方々との少人数で御利用するなど工夫をしながら食事券を御利用いただければと存じます。

  そして、最後に先程申し上げました、誹謗中傷、また差別的対応の防止の徹底についてでございますけれども、これまでも新型コロナウイルスに感染された皆様への心無き誹謗中傷、あるいは差別的対応がございまして、これは決して行なってはならない行為で皆様方にお願いしてきたところでございます。しかし、先般の報道にあるとおり、静岡済生会総合病院におけるクラスターに関連しまして、当該病院の関係者であるということだけで、保育園から登園の自粛要請を受けたりとか、あるいは勤務先からPCR検査の実施を要請されたなど、根拠に基づかない、差別的対応を受けた事例がこちら、県にも報告されております。これらの行為は、人権の侵害であります。また、人の心を傷つけるものでありますから、許されることではありません。感染者と濃厚接触者については、保健所の調査により特定し、PCR検査の実施や検査までの時間がかかる場合には自宅待機してもらうなどの対応を取り、感染拡大を抑制する対策をとっております。この感染症は、無症状の方もおられまして、どんなに医療機関等で対策を施しても感染のリスクがゼロとなることはありません。

  県民の皆様お一人おひとりや様々な事業所の皆様におかれましては、冷静に正しい知識に基づいた対応を重ねてお願いいたします。以上であります。

 

令和2年11月27日  静岡県知事 川勝 平太


 

お問い合わせ

危機管理部危機対策課

〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3601

ファックス番号:054-221-3252

メール:saitai@pref.shizuoka.lg.jp

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