清水特別支援学校生徒とパラリンピック金メダリスト杉村選手のボッチャを通じた交流
9月2日、清水特別支援学校に東京2020パラリンピックボッチャ競技個人金メダリストの杉村英孝選手が来るということで、取材に行ってきました。生徒たちは杉村選手からの技術指導や杉村選手とのボッチャ対決を通じて、ボッチャの楽しさやスポーツの素晴らしさを学びました。その交流の様子を紹介します。
杉村選手の技術指導
まず、生徒は杉村選手からボッチャの技術を3つ教わりました。
- アプローチ(ジャックボール(目標のボール)に自分のボールを近づける)
- ヒット(ジャックボールに近い相手のボールにぶつけて遠くに飛ばす)
- プッシュ(ジャックボールから離れている自分のボールにボールをぶつけて近づける)
その中で、最も基本であり、最も重要なアプローチを教えていただきました。
杉村選手への挑戦
中学部の生徒が、ボッチャで杉村選手に挑戦しました。
白熱した戦いでしたが、さすがは金メダリスト。完敗でした。
お礼の言葉
高等部、中学部の生徒からお礼の言葉と記念品を贈呈しました。
生徒たちは自分の言葉でしっかりとお礼の言葉を伝えることができました。
講演
杉村選手から、「ボッチャとの出合い」と題して、講演していただきました。
ボッチャは共生社会を体現できる特徴的なスポーツで、ボッチャとは高校3年生で出合いました。最初は仲間と集まるためのツールでしかなかったボッチャ。社会とのつながりをもつためにやっていました。しかし、次第に競技としてボッチャを行うようになりました。自己選択・自己決定の競技であるボッチャが生きがいになりました。
ボッチャによって私の可能性は大きくひろがりました。このように、自分の可能性は、自分次第で広げられます。可能性を広げるために
- 自分を知ること
- 周りに助けを得ること
- 目標・夢をもつこと
- 感謝の気持ちをもつこと
が重要です。ぜひ、自分の可能性を広げるために意識してみてください。
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