人づくり百年の計委員会
1 委員会設置のねらい
- 21世紀を間近にした今日<注:これは委員会を設置した平成10年(1998年)当時の表現です>、私たちを取り巻く社会経済環境は従来にも増して大きく変化しています。こうした中で、いじめや不登校、高学歴志向の中での若者の理数系離れや技能者の不足、農林水産業の後継者不足など、次代の担い手育成をめぐるさまざまな問題が生じています。また、子どもたち一人ひとりが持つ優れた才能を引き出し、その長所を伸ばして、個性的で創造性に富んだ魅力的な人材を育てるためにはどうしたらよいか、進学や就職等人生のさまざまな分岐点で、その個性に応じた多様な選択をすることができる社会をつくるにはどうしたらよいかなど、明日の静岡県を担う人づくりのために検討すべき課題があります。
- これらの問題や課題は、単に学校教育の領域にとどまらず、長期的な視点にたって、学校、家庭、地域社会、経済界など社会全体が密接な連携を図りながら、さまざまな角度から検討する必要があり、まさに百年の計ともいうべき重要なテーマです。
- そこで、こうした観点から、21世紀の本県を担う人づくりをどのように進めるべきかについて議論する「人づくり百年の計委員会」を設置いたしました。
2 委員会の概要
- この委員会は、会長の草柳大蔵さんをはじめ、教育や産業、福祉、文化・スポーツなど、さまざまな分野で活躍する県内外の有識者17人に委員をお願いしました。
- 委員の皆さんには、それぞれの専門的な立場や経験に基づき、幅広い視点から議論をしていただきました。また、多くの県民の皆さんに関心を持って議論に参加していただくため、この委員会は、原則としてすべて公開で行いました。
- さらに、委員会を3つの部会に分けて、各部会を県内の各地で開催し、県民の皆さんとの意見交換も盛り込みながら議論を進めました。
- 委員会は2年間で3回、各部会はそれぞれ3回開催し、最終的な意見の取りまとめを行いました。なお、委員会からいただいた提言は、可能な限り施策に反映させるとともに、できることから計画的に取り組むこととしています。
3 委員一覧
次の委員の皆さんに、議論をしていただきました。
- 敬称略
- 50音順
- 役職等は、平成11年10月提言時のものです
会長 | 草柳大蔵 | 評論家 |
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会長代理兼部会長 | 羽野重雄 | 羽野水産株式会社取締役会長 |
部会長 | 小田晋 | 国際医療福祉大学保健学部教授 |
部会長 | 正木健雄 | 日本体育大学体育学部教授 |
委員 | 桑原隆 | ジュビロ磐田スーパーバイザー |
委員 | 庄司清和 | 米久株式会社代表取締役会長 |
委員 | 庄田武 | 学校法人静岡文化芸術大学副理事長 |
委員 | 鈴木修 | スズキ株式会社代表取締役社長 |
委員 | 田宮俊作 | 株式会社タミヤ代表取締役社長 |
委員 | 仲道郁代 | ピアニスト |
委員 | 原田誠治 | 静岡新聞社取締役編集局長 |
委員 | 福永博文 | 浜松短期大学幼児教育科教授 |
委員 | 目加田頼子 | NHKアナウンサー |
委員 | 山谷えり子 | サンケイリビング新聞社編集長 |
委員 | 吉澤雅子 | 吉澤法律事務所(弁護士) |
委員 | 渡邉偉 | 有限会社渡辺園芸代表取締役 |
委員 | 渡邊弥生 | 静岡大学教育学部助教授 |
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