推進員メッセージ2(小杉昌弘)

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ページID1018599  更新日 2023年1月13日

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「本気」と「第一歩」【小杉昌弘推進員(浜松市)】

最近いい事がありましたので紹介します。
3月に浜松のホテルで私の父「小杉弘生誕100年の集い」を開催し、山崎きよし先生をお招きしました。大手銀行の支店長を5店舗連続12年勤め、いずれの店でも抜群の業績をあげられ再建屋支店長の異名をとった方です。

第二の人生として、いつも自分が迷った時、苦しい時に支えてくれた詩集「権威」を一人でも多くの人に紹介することを「ライフワーク」とされ、その講演はたくみな支店経営の体験をもとに聴く人の心を捉え、全国に熱烈なファンを作り続けています。
浜松の講演も「伸びる会社はここがちがう」「明るく大きく考えよう」と説得力に富み、すばらしい内容でした。

特に「本気」と「第一歩」の詩にまつわる話は、聴衆を虜にしたのです。
講演終了後3カ月経ちますが、いまだにその時の衝撃、感動を絶賛される方が後を絶ちません。すごいです。

そこでこの詩集の著者と2篇の詩を紹介します。
後藤静香師(明治17~昭和46)は、大分県生まれ、明治39年東京高等師範学校官費数学専攻科を卒業し、長崎高等女学校、香川県女子師範学校に歴任。大正7年上京、全日本を対象として社会教育に専念し、月刊誌の発行、著作、講演等により50年、戦前、戦後の日本社会教育の第一人者として活躍する。

師が残した「権威」はその序文で、この「権威」の中には悩みの日に、励ましと慰めを与え、失望しきった人々を奮い起たせ、人生の伴侶となり、指針を与えるようなものも相当含まれていますが、単なる修養書ではありません。340篇の詩、どの一篇をとっても、単に言葉を並べたものでなく、短い数行の中に、私の長い生涯を貫く体験もあれば信仰の断片もあり、この目で見、この耳で聞き、このからだ全体で味わった事実もあります。いずれにしても、私の魂に映ったままを率直に表現したもので、一片の偽りも含んでいないつもりです、と述べています。

この詩集から2篇、山崎きよし先生が選んだ珠玉の言葉が、あなたを変えるかも知れません。

本気
本気ですれば
たいていのことはできる
本気ですれば
なんでも面白い
本気でしていると
たれかが助けてくれる
人間を幸福にするために
本気ではたらいているものは
みんな幸福で
みんなえらい

第一歩
十里の旅の第一歩
百里の旅の第一歩
同じ一歩でも覚悟が違う
三笠山に登る第一歩
富士山に登る第一歩
同じ一歩でも覚悟が違う
どこまで行くつもりか
どこまで登るつもりか
目標が
その日その日を支配する

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